* 侑くん。 ページ41
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「立木Aさん、おりますか〜?」
お昼休みに購買で買ったパンを食べていると、大声で誰かがわたしの名前を呼んだ。
声のした後方のドアを振り返ると見覚えのあるイケメンくんが。
見たことはある。あるけど名前は思い出せない。
「立木が侑くんに呼び出された!」
「A、あたしが代わりに行ったるで!?」
『えっ』
そうだ、彼の名前は確か宮侑。
北くんと同じバレー部だったはず。女子がイケメンだなんだと騒いでいたような、とにかく人気のある子だ。
なんでそんな子がわたしを呼んだんだろう?
クラスの女子全員からブーイングの嵐を受けつつ、わたしは残り1口となったパンを口に詰め込んで 宮侑くんが待つドアへ駆け寄った。
『…わたしが立木Aですけど』
「おー、あんたが立木さん?…ふむ、」
『?』
宮侑くんは顎に手を当ててわたしの顔をまじまじと見つめる。
…いや、何なんだ。照れはしないけどさすがにイケメンに見つめられたらそりゃ緊張もするよって。
『あ、あの…』
「…北さんはこういうんがタイプなんか」
「俺がなんやて?」
「ヒェッ北さん!? ちわっス!!」
突如背後から現れた北くんが 冷ややかな目で宮侑くんを見つめる。
宮侑くんはダラダラと冷や汗を流しているけど そんなに恐れられているのだろうか、北くんは。
「…立木に変なことしてへんやろな」
「し、してませんよ!」
「立木、ほんまに?」
『う、うん。なにも』
「ほうか」
宮侑くんと何言か話したあと、「ほな 俺手洗い行く途中やったから」と北くんはお手洗いの方に行ってしまった。
宮侑くんは北くんの背中が見えなくなると、はあああとため息をつく。
「愛されてますね、立木さん」
『…何の話?』
「そのうちわかりますって」
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狼 - はぁ……貴方は、なんてものを…作ってしまったんですか…もう、私、死んじゃいますよ…?いいんですk(鼻血 (2020年3月31日 14時) (レス) id: 58dc9d80b9 (このIDを非表示/違反報告)
柚香 - さいっこうです!!一瞬で,北さんファンになりましたっ!!!!ほんっとうに最高です 応援しています!!これからも頑張って下さい!! (2020年2月23日 20時) (レス) id: 468e550ccc (このIDを非表示/違反報告)
月埜(プロフ) - コハクさん» コメントありがとうございます!本日から番外編始まりますのでお待ち頂ければと思います。次作の方もご覧頂けたら嬉しいです~! (2019年12月8日 9時) (レス) id: d1ca7a883a (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - 完結おめでとうございます!番外編も楽しみです!次作はどっちも見たすぎますね泣楽しみです!! (2019年12月7日 22時) (レス) id: c12ffb0ac2 (このIDを非表示/違反報告)
月埜(プロフ) - ティラミルクさん» ティラミルクさん、いつもコメントありがとうございます…!少しでも北くんの優しく甘い感じが出せてたら嬉しいです泣 ありがとうございました! (2019年12月7日 21時) (レス) id: d1ca7a883a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月埜 | 作成日時:2019年11月9日 22時