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桃
赤「 望...、 」
桃「 ん?おわっ、どうしたんよ 」
照史も帰って行き、家には俺と大毅だけ。
名前を呼ばれて振り返ると、急に抱きつかれた。
赤「 ご飯食べよ! 」
桃「 んぇ? 」
ちょっと不安そうな声やったから大丈夫かなって思ってたのに、ばっと顔を上げた大毅はめちゃくちゃ笑顔。
桃「 待って、無理せんでな 」
赤「 ...してへんよ 」
桃「 絶対嘘やん、 」
赤「 .....望さ、みんなに付き合ってること隠してて辛くない? 」
桃「 え、? 」
赤「 俺..、たまに辛くなんねん。信用してるメンバーやのに隠し事してるって感じがして、 」
約1年半付き合って、初めて聞いた大毅の本音。
付き合った時、メンバーに隠そうって意見が揃ってからは必死でバレんようにしてたから。
桃「 俺も思うよ。照史にばれたとき、めちゃくちゃ焦ったけど、同時になんか安心もした 」
赤「 うん... 」
桃「 俺らさ、もしかしたら認めて欲しいんかもな 」
赤「 面倒くさいカップルやね、 」
桃「 ふふ、ほんまやな?笑 」
俺よりも身長の低い大毅。
俺の腕の中で顔を上げれば自然と出る上目遣い。
桃「 今ある仕事が一段落したら、みんなに言う? 」
赤「 ん、そうする 」
笑みが零れた大毅の唇に、そっと唇を重ねた。
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ゆい(プロフ) - 初めまして。こたしげのお話とても大好きなので、更新楽しみにしてます (2022年8月9日 21時) (レス) id: de77ebbd09 (このIDを非表示/違反報告)
みさ - 面白いです!更新待ってます! (2022年8月2日 15時) (レス) id: 6097d6630f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み・ | 作成日時:2022年7月29日 2時