検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:22,617 hit

8 ページ8







赤「 望...、 」


桃「 ん?おわっ、どうしたんよ 」





照史も帰って行き、家には俺と大毅だけ。


名前を呼ばれて振り返ると、急に抱きつかれた。





赤「 ご飯食べよ! 」


桃「 んぇ? 」





ちょっと不安そうな声やったから大丈夫かなって思ってたのに、ばっと顔を上げた大毅はめちゃくちゃ笑顔。




桃「 待って、無理せんでな 」


赤「 ...してへんよ 」


桃「 絶対嘘やん、 」


赤「 .....望さ、みんなに付き合ってること隠してて辛くない? 」


桃「 え、? 」


赤「 俺..、たまに辛くなんねん。信用してるメンバーやのに隠し事してるって感じがして、 」






約1年半付き合って、初めて聞いた大毅の本音。


付き合った時、メンバーに隠そうって意見が揃ってからは必死でバレんようにしてたから。






桃「 俺も思うよ。照史にばれたとき、めちゃくちゃ焦ったけど、同時になんか安心もした 」


赤「 うん... 」


桃「 俺らさ、もしかしたら認めて欲しいんかもな 」


赤「 面倒くさいカップルやね、 」


桃「 ふふ、ほんまやな?笑 」






俺よりも身長の低い大毅。


俺の腕の中で顔を上げれば自然と出る上目遣い。






桃「 今ある仕事が一段落したら、みんなに言う? 」


赤「 ん、そうする 」









笑みが零れた大毅の唇に、そっと唇を重ねた。

9→←7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (91 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
310人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆい(プロフ) - 初めまして。こたしげのお話とても大好きなので、更新楽しみにしてます (2022年8月9日 21時) (レス) id: de77ebbd09 (このIDを非表示/違反報告)
みさ - 面白いです!更新待ってます! (2022年8月2日 15時) (レス) id: 6097d6630f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:み・ | 作成日時:2022年7月29日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。