Ep141 ページ42
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「 なんで ？ いいじゃん俺らが付き合ってることなんてみんな知ってるさ 」
「 そうだけど ... 恥ずかしいじゃない 」
Aが真っ赤になった顔を隠すように手で顔を覆いながら言うと
フレッドはAの手をどけ顔を覗き込んだ 。
「 それで ？ 返事は ？ 」
「 ... お願いします 」
悪戯に笑い聞いてきたフレッドにAは恥ずかしそうに
少し俯きがちに返事をした 。
「 よっしゃ ！ 顔真っ赤にしちゃってかわいいんだから 」
「 もう ！ 揶揄わないでよ ！ 」
Aがフレッドの胸をぽんと叩きいうと
周りからは ひゅーひゅー と茶化す声が聞こえる 。
フレッドは まあまあ と言うように周りの生徒に手を振ると
Aの肩を抱き歩き出した 。
「 これで俺以外の男がAを誘うことはないだろ 」
「 だからわざと大きな声で言ったのね ？ 」
Aフレッドの言葉にくすっと笑った 。
「 当たり前だろ 。俺以外と行くなんて想像したくもない 」
「 そんな心配いらないわ 。
フレッドとじゃなかったら私は舞踏会自体参加してないわ 」
Aがそういうとフレッドは照れくさそうに頭をかいた 。
「 ... ちょっとまって 、舞踏会にAと一緒に行けるってことは
Aのドレス姿もみれるってことだよな ？ 」
はっとしていったフレッドにAは黙って頷くとフレッドは
顔を手で覆い上を向いた 。
「 ... きっとその日が俺の命日だ 」
「 なに言ってるのフレッドったら 」
そうつぶやいたフレッドにAが呆れたように笑うと
フレッドがぱっとAの行く手を阻むように前に立った 。
「 だってAのドレス姿をみれるんだぜ ？
そんな姿みたら俺 ... きっとかわいすぎて死ぬよ ... 」
「 大げさすぎよ 」
Aがくすっと笑いフレッドをよけるようにまた歩き出すと
フレッドは後ろからがばっと肩を組んだ 。
「 ねえ 、ドレス姿誰にも見せないで俺だけに見せてよ ！ 」
「 それじゃあダンスパーティーに行けないじゃない 」
ふたりが楽しそうにじゃれあっているとジョージが現れた 。
「 いちゃいちゃしてるとこ悪いけどもう授業始まるぞ 」
ジョージが呆れたようにいうと選択している授業がちがうため
Aとフレッドはそこで別れ授業に向かった 。
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Fureno(プロフ) - りんごさん» りんご様 、教えてくださりありがとうございます🙇♀️ (2023年4月19日 18時) (
レス) id: 616c219f12 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ‘フラ立ってますよ！ (2023年4月19日 16時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Fureno | 作成日時：2023年4月18日 15時
