Ep57 ページ8
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クリスマスの次の日の朝 、眠い目をこすり談話室に降りる 。
「 ハリー 、ロン おは ... 」
「 A ！ 僕昨日すごいものをみたんだ ！ 」
Aが挨拶を言い終わる前にハリーがAを見つけるや否や
急きこんだように言ってきた 。
「 わ ！ びっくりした ... なにをみつけたの ？ 」
「 昨日透明マントを着て閲覧禁止の棚に行ってきたんだ ！ 」
「 ... ちょっとまって 、透明マントって ？ 」
Aは話を続けようとするハリーを一度止め聞いたことのない言葉に
一旦ハリーの話を止める 。
「 昨日プレゼントで届いたんだ 、僕のパパのものだから返すって 。
透明マントを羽織ると体が消えて透明になるんだ 。
だから閲覧禁止の棚にもバレずに行けたよ 」
「 へえ 、すごいものがあるのね 」
「 すごいってもんじゃないぞ ！ めちゃめちゃレアなものなんだから 」
ハリーの説明にAはどれほどすごいものかピンとこず
軽い返事をするとロンは興奮したように付け足した 。
「 でもちがうんだ 、僕が言ったすごいものって言うのは透明マントじゃなくて
たまたまみつけた鏡のことなんだ ！ 」
「 鏡 ？ どんな鏡 ？ 」
ハリーの言葉にロンもうんうんと頷くとAはふたりの顔をみて首を傾げた 。
「 僕のママとパパが鏡の中にいたんだ 、ほんとにそこにいるかのように 」
「 僕はクィディッチのキャプテンと首席になっている姿がみえた ！ 」
ハリーとロンの言葉にAは記憶を辿るように少し悩む 。
「 なんだかそういう鏡のことを本で読んだことがあるのよね ... 」
必死に思い出そうと考え込むAをハリーとロンは期待いっぱいの顔でみつめた 。
「 ... 思い出した ！ ゛みぞの鏡 ゛だわ ！ 」
「「 みぞの鏡 ？ 」」
「 いい ？ ハリー 、ロン 。あの鏡の元にはもう行っちゃだめよ 」
ハリーとロンは先ほどの期待の顔とは打って変わって
なにか文句を言いたそうな顔をした 。
「 あの鏡はその人の心の奥深くにある望みを映し出すものなの 。
多くの魔女や魔法使いがあの鏡の虜になって挫折や喪失感を感じて自ら命をおとしたの 。
だからハリー 、ロン 。あの鏡には注意しなくちゃよ 」
Aの言葉にハリーは何も返事をしなかった 。
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Fureno(プロフ) - キャラマキさん» コメントありがとうございます😌これからやっとフレッドとの関係も進展していきます🫶これからもキャラマキ様に楽しんでいただけるようにがんばります🌼 (2023年4月15日 20時) (
レス) id: 616c219f12 (このIDを非表示/違反報告)
キャラマキ(プロフ) - これから進展起きそうですね🥹💞きゅんきゅんです！これからも変わらず楽しみにしてます😆✨ (2023年4月15日 17時) (レス) id: ad8712394d (このIDを非表示/違反報告)
Fureno(プロフ) - さわさん» 第二章突入しました🌞好きなシーンまで ... ありがとうございます😢♡これからも面白いと思っていただけるように頑張りますのでよろしくお願いします🫶 (2023年4月4日 15時) (レス) id: 616c219f12 (このIDを非表示/違反報告)
さわ - 第二章⁇に突入しましたね！おめでとうございます👏♡すごく面白いので、これからも読ませていただきます♡！！一緒にアイスを食べるシーンがすごく好きです🥰♡ (2023年4月4日 15時) (レス) id: d14a9522ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Fureno | 作成日時：2023年4月4日 14時
