きみと

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涼介サイド


コンコンコン

侑「はーい」

ガラッ

涼「…侑李^^」

侑「涼介！来てくれたんだ！ありがとう」

涼「心配だからな！……用意はできた？」

侑「うんっ！」

今日は侑李が退院する日だったので
俺は侑李を迎えに病院まで来た。

涼「じゃあ、行こうか。」

ガラッ

そう言って病室を出ようとしたらタイミングよく主治医の伊野尾先生がやってきた。

慧「おっ！早いな〜」

侑「伊野尾先生！！」

慧「良くなってよかったよ！！」

侑「はいっ！本当にありがとうございました！！」

慧「いいえ^^また何かあったら連絡して！…それと、しばらくは激しい運動は一応控えてね。」

侑「わかりました」

慧「よし！じゃあ、お大事に！」

侑「ありがとうございます。……では失礼します！」

伊野尾先生に別れを告げて俺達は学園に戻った。


.

.

侑「はぁ〜、2日間だけだったのになんか懐かしく感じるなぁ(笑)」

涼「ははは、そんなに？(笑)」

侑「うんっ！」

涼「そっか^^……今日は寮に戻ってゆっくりしよっか。」

侑「そうだね」



宏「……………山田！」

寮に戻ろうとしたら後ろから声を掛けられた。

涼「！！！………薮先生？」

薮先生って裕翔達の担任だよね？
俺に何の用だろ…

宏「おぉ、知念。もう大丈夫なのか？」

侑「はい！もう大丈夫です」

宏「それならよかった。あんま無理すんなよ？」

侑「はいっ」

宏「^^

ちょっと山田、話いいか？」

涼「はい、大丈夫です。……ちょっと行ってくる。先に寮に戻ってて」

侑「わかった！」

侑李にそう告げて俺は薮先生とあんまり
人が通らない場所までやってきた。


宏「忙しい時にごめんな。裕翔達のことでね」



裕翔？？

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