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そんな寂しそうな顔をして、
本当は答えたくないでしょ。
何を我慢してんだよ。
「玉森は黙ってろよー!」
玉「お前らがうるさくて寝れねぇんだよ。ってか、桜木さん困ってるから」
「…」
「ご、ごめんなさい。桜木さん。」
「あ、いえ…」
宮「みんな玉ちゃんの睡眠邪魔すると怖いよー。まるで鬼だから」
「げっ!確かに玉森の寝起きはやばいから。みんな行こうぜ!」
宮っちの助けもありクラスの奴らはその場を後にした。
宮「大丈夫?」
「すみません。」
玉「ぷっ!桜木さんって謝るのが癖なの?」
「あ、いえ…」
玉「それに硬いし。さっきの笑顔はどこいったんだよ」
あの笑顔、俺は好きなのかも。
…癒されるからかな?
宮「転校初日だから緊張してるんだよね」
玉「…あ、宮っちいたんだ。」
宮「さっきからいるわ!!」
「ふふっ。…お二人共、仲良いんですね」
宮「それはもう体の隅のす「黙れ、宮田」あ、はい…。」
まだ笑っている、桜木さんに
俺まで笑ってしまう。
玉「改めて自己紹介するよ。俺は玉森裕太。好きなように呼んで」
宮「俺は宮田俊哉!よろしくね!」
「よろしくお願い致します。玉森さん、宮田さん。」
そして、また笑顔を向けた。
玉「…っ」
ードキドキ。ドキドキ。
俺の心臓、破裂すんじゃないか?
なんて本気で心配する。
でも、桜木さんの笑顔は
綺麗で何の曇りもない目をして
俺の心は爆発寸前。
「玉森さん?」
その声で俺を呼ばないで。
ー・・好きじゃない。
ー・・恋じゃない。
ー・・好き..何かじゃない。
ー・・違う。違う…いや。
玉「いや、なんでも。」
ー・・俺は桜木さんが好きなんだ。
一目惚れってやつに俺はかかってしまった。
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作者名:椿 沙羅 | 作成日時:2018年1月12日 9時