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＊＊渡辺side
渡辺「は？中止？」
宮舘「今、先方から連絡来て トラブルがあって今日は行けないそうだ」
渡辺「ったく、こっちはずぶ濡れだってのに、、」
タイミング悪すぎだろ。
宮舘「俺は社に戻るけど翔太はどうする？」
渡辺「Aと目黒が気になるから社に戻るわ」
宮舘「ふっ…そっか」
渡辺「なんだよ、その鼻笑いは」
宮舘「いや、本気なんだなって」
まあ、これだけわかりやすい態度してちゃ
幼馴染の涼太にはバレバレか。
渡辺「だったらもうちょい協力しろよ」
宮舘「俺はそこまで干渉しないよ。あくまでも応援だから」
渡辺「あっそ」
宮舘「まあ、ほどほどにね。
立花さん、なかなか手強いみたいだから」
渡辺「相変わらずお前は怖いな」
Aと仕事のことしか話したことないのに
よく分かってる。
宮舘「立花さんがわかりやすいだけだよ
まあ、立花さんだけじゃないけど。
…じゃ俺は行くわ。」
渡辺「はいよ」
と、走って行ってしまった。
ここからさほど遠くない会社に戻ろうと
俺も走り出した。
渡辺「っはぁはぁ、、久しぶりに走ったけど
雨のせいで余計な体力持ってかれたし最悪だわ」
全身ずぶ濡れ
ここの会社は設備が良すぎる
だって会社にシャワー室あるだから
確か、、ロッカーに私服も置いてあった気がする。
渡辺「まずAに会おう。」
ほんとはシャワー室に直行したいけど
ずぶ濡れの姿を見せて、心配されたいと思い
Aがいる場所に向かった。
それにこの雨で目黒もまだいるだろうと思い
早く二人っきりの空間を邪魔したい。
その気持ちが強まって歩く足も速度が早くなる。
渡辺「っ、、は？」
やっぱりそうだと思った。
目黒はAを抱きしめて何か言っていた。
ほんと、馬鹿だよな。
俺の忠告を無視するんだもん。
目黒を見た時から感じていた
Aを見る目黒はまるで恋する目だ。
馬鹿正直なのか隠すのがただ下手なだけなのか
分かんねぇけど、
目黒はAのことただの仕事仲間だと思ってねぇ。
むかつく、Aに触ってんじゃねぇよ。
それに
目黒はAの妹と結婚する奴だ
そんな奴にAは渡さない。
だから、俺は邪魔をする。
俺から見たら目黒は邪魔者
そして、もう一人
深澤もそうだよ。
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イルマ(プロフ) - のんさん» コメントほんとにありがとうございますっ！励みになります、これからの展開を楽しみにしていてください！ (2021年2月10日 16時) (
レス) id: 9b6d15fa28 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - すごく共感できて素敵なお話です。これからも応援しますね。 (2021年2月10日 16時) (レス) id: f1f38f9fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルマ | 作成日時：2020年9月23日 2時
