第三訓 旅行の計画は念入りに ページ4
Aside
ここが地球の江戸か…
洛陽とは違って人が多いなぁ
それに空も…
照りつける太陽を目を細めて見つめるが眩しくてすぐに傘で隠してしまう
肌が少しジリジリするけどしばらくすれば慣れるだろう
さて、神楽を探さなきゃ
あれ…神楽って万事屋にいるんだよね?
でも万事屋ってどこにあるの??
どうしよう、勢いで飛び出して来たから考えてもなかった
「神楽ちゃん?」
後ろからたった今探している人物の名前を呼ぶ声がしたので振り返るとピンクの着物を着たポニーテールの女の人がいた
「あらっ、ごめんなさい人違いでした。知り合いに似てるものだからつい…」
神楽の知り合い…?
でももしかしたら『神楽』違いかもしれない
A「いえ、気にしないでください…神楽ってチャイナ服を着た頭にお団子の髪飾りをした女の子のことですよね?」
「ええ、そうです」
その人は少し驚いたような顔をして答える
間違いない
『神楽』は私の妹の神楽だ…!
A「あ、あの!私、神楽の姉のAです。妹がいつもお世話になっております。」
「まぁ、神楽ちゃんのお姉さんだったんですね。こちらこそお世話になっております。私は志村妙です。江戸は初めてですか?もし良かったら神楽ちゃんの所に案内しましょうか」
まだ何も言ってないはずなのに…!
なんて優しい人なんだろう
そもそも一発で神楽の知り合いに出会えたのが幸運すぎる
A「はい、よろしくお願いします!実は道が分からなくて困っていたところだったんです。ありがとうございます志村さん」
妙「ふふ、そんなにかしこまらないで。私のことは名前で呼んでください」
A「えっと、…妙ちゃんでいいですか?」
妙「ええ、じゃあ私はAちゃんって呼ばせてもらいますね」
A「はい!」
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雫(プロフ) - 華姫さん» こちらこそ、読んでいただき嬉しい限りです。私も更新頑張ります(笑) (2021年9月9日 0時) (レス) id: d4a7c4c606 (このIDを非表示/違反報告)
華姫 - 雫さん» 雫様、コメントありがとうございます!私が神楽の姉妹小説に目覚めたきっかけと言っても過言ではない『神楽の2歳の妹が可愛すぎる件について』の作者様が私の小説を読んで、しかもお気に入り登録もしてくださるなんて…もう幸せです。沖田の妹の方も更新頑張ります! (2021年9月4日 14時) (レス) id: efc99807a4 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 一番最初のお気に入りゲットです!応援しています。沖田の妹の話も大好きです!頑張ってくださいね! (2021年9月4日 11時) (レス) id: 1486b8d908 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華姫 | 作成日時:2021年9月3日 23時