第十訓 家賃滞納ダメ・ゼッタイ ページ12
Aside
万事屋に来て一週間経ったけどまだひとつも仕事の依頼がない
みんなはいつもの事だって言ってるけど大丈夫なのかな…？
台所で皿を洗いながらぼーっとそんな事を考える
｢銀時ィィィィィ！！ーーんキッチリ耳そろえて払わんかいこのクソッたりゃぁ！！｣
｢サカタサーンーちーノカイシュウニキマシタ｣
｢坂田様やーーの回収に参りました、30秒以内に姿を確認出来ない場合戦闘モードに移行します｣
えっ…！？
何？？
玄関の外からものすごい声が聞こえてきた、途中水の音で途切れて聞き取れなかったところがあったけど
水を止め台所からリビングの方を見たけど誰も出てこない
おかしいな？みんな昼寝しちゃったのかな
もしヤバい人達だったら対抗できるように番傘片手に構えて扉を開く
ガラッ！
A｢…へ？｣
思わず力の抜けた声を出してしまった
そこにいたのは煙草を吸う着物の女性と猫耳の生えた女性、メイドのような格好をした女性だった
なんか想像してたのと違う…(汗)
番傘を構えたままだと気づいてサッと体の後ろに隠す
A｢ごめんなさい！てっきり悪い人が来たかと思ってしまって｣
｢アンタ銀時んとこの新入りかい？｣
A｢はい、一週間前から働かせてもらってます。神楽の姉のAです｣
｢へー神楽に姉がいるなんて初耳だねぇ！あたしゃこの下のスナックを経営してるお登勢ってもんさ。こいつらは従業員のキャサリンとたま。｣
キャサリン｢チャイナムスメトカオハニテマスガセイカクハサイハンタイダナ｣
たま｢神楽様の姉上のA様ですね、データに書き加えておきます｣
二人にもあいさつをした後、お登勢さんが銀さんに用事があるらしいので上がってもらった
数秒後、銀さんの叫び声が家中に響いた
〜
銀さん、新八くん、神楽、そして私
お登勢さん達三人に取り囲まれて何故か正座をさせられた
A｢ねぇ神楽、お登勢さんたちどうして怒ってるの…｣ｺｿｯ
神楽｢銀ちゃんが先先先月からの家賃を滞納してるからネ｣ｺｿｯ
新八｢それもパチンコに使った挙句大負けたせいです｣ｺｿｯ
先先先月って…今月を合わせたら4ヶ月分ってことだよね
銀時｢ちょっとそこォォォコソコソ話すのやめて！？｣
お登勢｢元はと言えばアンタが原因だろうが｣
→続く
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雫(プロフ) - 華姫さん» こちらこそ、読んでいただき嬉しい限りです。私も更新頑張ります(笑) (2021年9月9日 0時) (
レス) id: d4a7c4c606 (このIDを非表示/違反報告)
華姫 - 雫さん» 雫様、コメントありがとうございます！私が神楽の姉妹小説に目覚めたきっかけと言っても過言ではない『神楽の2歳の妹が可愛すぎる件について』の作者様が私の小説を読んで、しかもお気に入り登録もしてくださるなんて…もう幸せです。沖田の妹の方も更新頑張ります！ (2021年9月4日 14時) (レス) id: efc99807a4 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 一番最初のお気に入りゲットです！応援しています。沖田の妹の話も大好きです！頑張ってくださいね！ (2021年9月4日 11時) (レス) id: 1486b8d908 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華姫 | 作成日時：2021年9月3日 23時
