春、恋に落ちて。

8 Yuta side ページ8

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_____俺に会いたくてしょうがなくなるよ。




我ながらクサいセリフ言っちゃったな笑




でもその言葉も効いたのか、急に恥ずかしそうに、女の子っぽい表情になるA。




そうそう、この感じ。
俺の掌で踊らされてる感じ。
すげえ満たされるんだよなあ。




ここまで来たらもう俺は満足で、
あとは女の方から俺に会いたいだの言ってくるはず。




ことを終え、ベッドでそのまま眠るAを置いてシャワーを浴びた。



また朝になったら、なにもなかったような顔してホテルを出る。
その繰り返しの生活だ。




さて寝るか〜とベッドに横になったら
「…あの」
と声をかけられた。



「わっ、びっくりした。
起きてたの？」




「ううん、いま起きた。」




「そっか。なに？どうかした？」




「…その、人肌恋しいから。」




そういってAは俺に後ろから抱きついてきた。
なんだ、ちょっとかわいいな笑




「Aちゃんもそういう時あるんだ。」




「わたしだって人間だし…」




「ははっ笑 また俺と会いたくなったでしょ？」




「なんか癪だな笑」




「でも、俺以外ともこーいうことするでしょ？
あのクラブにいたってことはさ。」




「んー、しないといえば嘘になる。
けど、そんなに好き好んでしてはないかなあ」




「そっか、ならさ、そーいう男切ってよ。」




「えっ、なんで？」




「なんか俺がやだから。
俺にまた会いたかったら切って。」





「ふーん、考えておく」




つまんない返事に拍子抜けした、
他の女なら嬉しそうにわかった！って返事するのに。




有名モデルはそんな簡単に落とせないか。




つまんねーのー

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