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きゅうわ ページ10

ヤバイ、ばれた

飴「今の、聞こえてた?」

『う、ううん。
 聞こっかなー?って思ったんだけど、
 聞きそびれちゃった!アハハ』

飴「ふーん、そっか。
 でもー、ダメだよ人の電話盗み聞きするなんて!」

『ご、ごめんね。』

飴「あ、でね?
 オネーサンと最後に来てほしい場所が会って…
 いい?」

『うん、もちろん』

怖いよ、らーくん。



着いたのは…

飴「じゃじゃーん!僕の事務所だよ!
 ちょっとお話したくて」

なんだろ…

らーくんは私に紅茶を入れてくれた。

『ありがとう』

飴「いーえー、でね、話っていうのが…


 やっぱりさっきの電話聞こえてたよね?」

なんて黒い笑みで聞いてくる…

飴「僕がわからないとでも思った?
 Aちゃん?」





え…?

『な、なんで…。
 忘れてたんじゃ…』

飴「忘れる?そんなわけないじゃん
 この僕が?君のことを?」

嘲笑うかのようにこちらを見る

飴「てか、忘れるっていうならAちゃんの方が
 忘れてると思ってたよ」

そんなわけない、忘れられるわけがない。
彼処での出来事、全て…

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作者名:湯たんぽぽ | 作成日時:2019年2月2日 17時

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