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にじゅうななわ ページ30

それから二人を乗せて今までのことを全部話した。
私達二人の過去も…。

幻「なるほど、では乱数は今、中王区に?」

『はい、多分そうなります。』

帝「だけどよ、その勘解由小路無花果?
 っつーやつを殺したとして何になるんだよ?」

『わからない、でもらーくんは先生たちのこと
 本当に大切に想っていたから…。』

幻「ですが、私達が行っても乱数に勝つのは
 やはり厳しいのでは?」

確かにそうだ。
らーくんのヒプノシスマイクは敵の
精神を左右する。

有栖川帝統と夢野幻太郎の二人を
巻き込むのは申し訳ない。

『そろそろ着きます。
 私は中を探ってみますから、二人はここで』

帝「いや、ここまで来て待機ってのは無理があるぜ?」

幻「仮にも乱数は私達の仲間、ですから。」

『わかりました、でも決して無茶はしないでください。』

そうして建物の中に入った。
私がここを出てから数年が建つが未だ
何も変わっていない。

『っ!』

帝「おいおい、それ全部乱数のやつがやったのかよ」

幻「ギリギリ意識はある、みたいですが、
 彼らも時間の問題でしょう。」

そう、そこには無花果さんに仕えていた
人たちが瀕死状態で倒れていたんだ。

奥からは飛び交う声が…。

乱「ーーー!ーーつ!」

無「ーーー。ーーーーー。」

らーくんと無花果さんだ。

幻「さて、どうするのですか?
 今ここで私達が入れるのですか?」

帝「でもそうしねーとっ!」

………….。

『私が入る、二人は入らないで本当に
危なくならない限り絶対に…。
 これは私達、三人の問題でもあるから』

幻「わかりました。」

帝「ホントに気をつけろよ!」

『はい』

ガチャ

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作者名:湯たんぽぽ | 作成日時:2019年2月2日 17時

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