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じゅうよんわ ページ17

女「行ってみたいパンケーキ屋さんが
 近くにあるのですが、中々一人では…。」

『それって○○ですか?』

女「そうです!」

『私も今日そこに行こうと思って来たんです!』

女「そうなんですか!?
 それは良かったです!
 あ、申し遅れました。
 私、碧棺合歓(ネム)と言います。」

『あ、私はご存じかと思いますが、
 香山Aです。』

合「ではAちゃんって呼んでもいいですか?」

『はい!
 じゃあ私もねむちゃんって呼んでも?』

合「もちろんです!
 あ、あと敬語もやめませんか?」

『そうですね、じゃないか、そうだね!』

と、ねむちゃんと意気投合してパンケーキ屋さんに行った。

合「これ、可愛い…!」

『あ、でもこっちも良くない?』

合「あぁ、いいね!」

と、まるで俗に言うJKのようなテンションだった。

合「あー、美味しかったね!」

『うん!
 あ、まだ時間あるし、もうちょっと話さない?』

合「うん!私も聞きたいことあるし」

『え、何?』

合「無理に答えてくれなくてもいいんだけど、
 Aちゃんはどうして殺し屋やってるの?」

それを聞いてくるとは

『うーん、好きでやってるわけじゃないと思うけど。
 あ、あと罪のない人は殺してないからね?』

合「うん、だと思った。」

『私からも質問いい?
 ねむちゃんって普段何してるの?』

合「そーだなー。
 前に言ったみたいに私には兄がいるの。
 だから、私は働いてはないかな?
 兄が基本やってくれるから」

これじゃニートだね、
なんてねむちゃんは笑った。
可愛いな。←

『そろそろ外でよっか!』

と外に出てぶらぶらしてた。

?「おい、ねむ。何やってんだ?」

いきなり、いかにも893のような方が。

って、ねむちゃんのこと知ってるの?

合「お兄ちゃん!どうしたの?」

『お兄ちゃん!?』

合「あ、紹介するね。
 これが私のお兄ちゃんの碧棺左馬刻。
 で、これが私の友達の香山Aちゃん。
 あ、この間私を助けてくれた人だよ。」

左「そうか、ねむをありがとう。」

『い、いえ。』

怖そうだけど、良い人っぽい?

合「あ、じゃあ今日はここまでかな?
 Aちゃん私、帰るね。バイバイ」

『うん、バイバイ。』

そういってねむちゃんはお兄さんと帰った。


私も帰ろ。

じゅうごわ→←じゅうさんわ



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作者名:湯たんぽぽ | 作成日時:2019年2月2日 17時

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