89: ページ39
文化祭当日。
最初の1時間ぐらいは見回りがあるから待ってて。って言われて、何もする事無くぶらぶら。
健「Aひとり？」
『あ...健。一人なんだけど、一時間後ぐらいに先生のところ行くの』
健「そっか。それまで一緒に回る？」
『いいの？途中で居なくなっちゃうのに。』
健「いいよ。そうなったら俺違う子の所行くし」
『ありがとう』
かなり助かった。
こんなにワイワイしてる中1人ってちょっとキツかったし。
それから健と模擬店で色んなことを体験したり食べたりしてるうちに、1時間なんてあっという間に過ぎちゃった。
健「そろそろじゃない？どの部屋？」
『309って言ったかな...』
健「おっけ。送ってってあげる」
『ごめんね、何から何まで』
少し歩いて探してみると、廊下のいちばん隅にさっきの空気とは大違いなくらいシンとした部屋があった。
健「ここじゃない？」
ドアに付いてる小さなガラスの枠から覗いてみると、確かに先生の姿が見えた。
でも...
健「あそこに居るの、橋野？」
『...だよね？』
先生の隣に引っ付くように座ってるのは、間違いなく美玲ちゃんだった。
健「...どうする？」
『...入れるわけないよ』
健「...だよな」
しばらく何も出来ないで突っ立ってると、誰か知らない先生がひとりやって来た。
「おーい。こんな所居ないで向こうで遊んでこいよー」
それだけ言って部屋に入っていく。
...これが、先生が言ってたガヤさんだ。
多分今頃、私じゃないあそこにいる女の子が彼女だと勘違いされてるんだろうね。
あーもう...さいっあくの気分だよ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 909人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たま(プロフ) - ゆいゆいさん» いつも読んで頂きありがとうございます♪97の件ですが、完全に私のミスで抜けてしまっていました。ご指摘頂き本当にありがとうございます！今更ですが、更新したので宜しければ見て下さい(^^)これからもよろしくお願いします！ (2017年11月15日 16時) (
レス) id: 0eeb0c0a6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい(プロフ) - 初めまして。いつも楽しみに読ませて頂いています！こんな先生に恋してみたいです！！(>_<) パート2の97が抜けてますかね？勝手にすいません！ (2017年11月14日 19時) (レス) id: 1462413259 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - ももさん» 有難いお言葉ありがとうございます♪これからも頑張るので、よろしくお願い致します(*^_^*) (2017年10月27日 21時) (レス) id: 0eeb0c0a6f (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - いつもこのお話が更新されると凄く嬉しいです！ドキドキの展開なので続きがめっちゃ気になります！更新ありがとうございます！ (2017年10月27日 7時) (レス) id: d7bec4f21d (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - ちゃんたまさん» 長らくお待たせしましたすみません(;;)可哀想ですよね...これからの展開を楽しみにしててください(^^)！ (2017年10月8日 20時) (レス) id: 5357c9a475 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たま
| 作成日時：2017年8月7日 0時
