302:(裕太) ページ3
あれからメンバーは、Aが用意した朝ごはんを食べて帰って行った。
笑顔で見送ったあとリビングへ戻り、淡々と片付けを進めている。
玉「...何か怒ってる?」
『...別に』
玉「言ってくれなきゃわからない。正直記憶にないけど、昨日なにかしたならちゃんと謝るから。教えて?」
『.....本当に覚えてないの?』
有り得ない、って顔で睨まれちゃった。
でも、本当に何もわからないんだって。
『...昨日、私が宏光先輩を布団に移動させてたらそのまま一緒に転んじゃって。その後急に裕太がすごく不機嫌になったの。
それで...そのまま。痛いからやめてって言ってもやめてくれなかった』
玉「うそ...ほんとごめん」
Aはそっぽ向いたまま、少し眉間にシワを寄せてる。
ちょっと泣きそうな顔して。
『ゴムだって着けてくれなかったし、いくら酔ってたとしても酷いよ。』
玉「だよね...ごめん。」
こればかりは本当に、謝ることしかできない。
玉「...怖い思いさせちゃったよね?ごめんね」
『うん...もういい。でも次はなしだよ?』
玉「うん、約束する」
『...よし。じゃあ私ももう怒るのやめる』
Aが許してくれて、婚姻届を提出しに行こうと用意をし始めたけど...割と重要なことに今気付いた。
玉「俺...昨日生でしちゃったんだよね?」
『うん。...あ、ほんとだ...』
私も昨日は泣いてそのまま寝落ちしちゃって...何も考えてなかった。ってAが言う。
もしかしたら...があるってことだよね。
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たま(プロフ) - ゆゆさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます(*^_^*)これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します! (2018年1月22日 17時) (レス) id: 0eeb0c0a6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます!完結しても読み続けたいと思います!新作楽しみにしてます! (2018年1月22日 10時) (レス) id: 5f259c3649 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たま | 作成日時:2017年9月1日 1時