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玉「大学、受けるらしいな。この学校でお前だけみたい」








何の話かと思えば...。確かに、ここ入ってきた時に書かされた進路調査表には大学進学希望って書いたけど。









でもこんな授業じゃ到底無理そう。









『そうしようと思ってたけど独学じゃさすがに無理だし、諦めようと思ってます。就職でいいです』









玉「いや、何か校長がすげー期待してるらしい。




だからこの進路実現できるように面倒見てくれって頼まれたわけ。」









『玉森先生が?』









玉「そう、俺が。だからこれからほとんど補習あると思っといて。



バイトはどうにかなる?」









『補習?...別にそこまでいいです』









玉「言われたからしなきゃいけないんだよ。で、バイトはいけんの?」









『来月からならどうにかなるけど...』









玉「じゃあ来月から毎日補習な。サボらないように」









じゃ、引き止めて悪かった。って職員室に入っていってしまった先生。









いくら上に言われたとしても...ちょっと強引すぎない?









まあ...大学は行けるものなら行きたいって思ってたから別にいいんだけどさ...









とにかく、あの人と毎日2人で補習って...始まる前から息苦しいんだけど。

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作者名:たま | 作成日時:2017年6月20日 0時

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