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あれから何度か玉森先生の授業は受けたけど、鈴木先生より全然分かりやすいし、授業は割と真面目に受けたい私にとっては凄くありがたい。
通信制の先生って基本的に授業は適当だし、とりあえず1時間教室にいるだけって感じだから本当困る。
それに比べて玉森先生はちゃんと授業してくれるし、授業はすごく好き。
...授業は、ね。
先生は何か冷血というか淡々としてるというか...騒いでる女子達も見てて清々しいくらいにスルーして上手く交わしてるし、結構面白いんだよね。
なんか、学校生活も何もかも興味無い私が、学校で何かに興味持つのって、先生が初めてかも。
って言っても、授業に来た時にちょっと見ちゃうくらいで、それ以外は別になんの興味も無いんだけど。
健「お前今日バイト?」
『違うよ?今日は久々に休みだから家でゆっくりする』
健「そっか。気をつけてな」
『うん。バイバイ』
健に別れを告げて教室を出ると、廊下にいた玉森先生が急に声をかけてきた
玉「菅野。ちょっと職員室来てくれる?」
『...あ、はい』
私、何かしたっけ。
それよりもこの、教室にいる女子達からの目線の方が痛いんだけど...
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作者名:たま | 作成日時:2017年6月20日 0時