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34:(裕太) ページ34

由「...あれ宏光じゃない?」







玉「俺も思った」








横顔もシルエットもミツそっくり。







由「ほら...絶対そうだよ。彼女なんかいたっけ?」







玉「いや...居ないはずだけど」








ていうかあの女の子...Aに似てるんだけど。









由「そういうの利用してるってわけか」








宏光はほんと一人でじっとしてられないよね〜って由佳が笑う。







ミツに声をかけて話してる間も、隣の子はずっと後ろを向いて不自然な格好をしてる...まさか、ほんとにA?








思わず声に出して名前を呼んじゃったけど、それに反応してパッと振り向いた彼女は本当にAだった。








俺から逃げるようにミツと部屋に入っていったA。








どういう事だよあれは...付き合ってる...わけじゃなさそうだよな。







由「私達もとりあえず入ろう?」







鍵をもらって部屋に入るけど、俺はあいつらの部屋が気になってしょうがない。








ずっとラインも送り続けてるけど、そのラインに既読がつくことは無い









ほんと何してんだよあいつ...

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作者名:たま | 作成日時:2017年6月20日 0時

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