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事務所に行くと、バイトの登録と仕事の説明。







説明によると、指名されたらお店の車に乗って相手が指定された場所に行き、そういう時間を過ごす。




変な人だったらすぐに店に連絡していいし、内容やルールも勝手に決めていいらしい。









こういう所の人達って怖い人だと思ってたけど、意外と社長とか皆いい人でびっくりした。









昼間は学校だから夜しか無理って最初に伝えておいて、とりあえずゆっくりスタート。








もう私の心の中には正義感だとかそんなものは一切なかった。









ただただ無心で、仕事の連絡が来るのを待つのみ。





居酒屋のバイトをやめて2日が経った時、初めて指名の連絡が来た。









送り迎えしてくれるお兄さんが夜の10時ぐらいに家へと来て、私を指定の場所へと連れていく









「ここね。じゃあまた終わったら迎えに来るから」









降ろされたところは綺麗めなホテルで、それを見た途端一気に現実を見た感じがした。









私、本当にこういうことしちゃうんだ。って遅すぎる後悔を少しだけした。









どんな人が居て、どんな事をするのか。








私はそっちの経験はまだしたことなくて、一気に怖さが溢れ出てくる









震える手で部屋をノックすると、出てきたのはおじさんじゃなくて若い人だった。しかも結構イケメン。








やっぱり、どんな男の人でもこういうのって利用しちゃうんだ...

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作者名:たま | 作成日時:2017年6月20日 0時

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