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五分程歩くと家に着いて、鞄から鍵を取り出そうとするけど両手が塞がってるせいですぐに取り出せない
玉「荷物持ってるから貸して」
そう言って手を差し出してくれるから、先生に荷物を預けて鍵を取り出す。
由「お家、電気ついてないね。皆寝ちゃってるかな?」
『...多分そうだと思います』
先生がこっちを見てるのには気づいたけど、あえて知らないフリ。
『わざわざありがとうございました』
由「いーえ!おやすみなさい」
玉「お前もう出たりするなよ?この後」
『...先生には関係ないじゃん』
自分だってこの後まだまだ二人の時間はは続くくせに。
玉「ほんと...生意気だわ」
呆れた顔で私を睨む先生を、私も睨み返す。
子供扱いしてくる感じが腹立つし。...って、こういう所が子供だって思われるんだろうけど。
由「まあ...いいじゃんね、Aちゃんももう子供じゃないし」
由佳さんはそうやってフォローしてくれたけど、「高校生は高校生らしい生活をしろ」って、本当にうるさい。
先生が私のことを子供扱いしてくる度、無性にイライラして反抗的な態度取っちゃって。どうしても素直になれない。
由「大丈夫だって、Aちゃんもちゃんと家入って寝るよ。私達も帰ろう」
由佳さんに宥められて渋々帰った先生。
普段は緩いくせにこういう事に関しては凄く厳しいの、本当に意味わからない...
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作者名:たま | 作成日時:2017年6月20日 0時