先生の隣

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転入先の学校は通信制だけど週に2回は普通に一日授業。








担任だっているし、ただ全日制より学校に通う回数が少ないだけって感じ。強いて言うなら、全日制よりかは断然ゆるいくらいかな。









学校に行ってない日の分は課題があるし、何だかんだ勉強からは離れられてない気がする。









でもいい成績だとこの学校からでも大学は行けるみたいだし、ほんと普通の高校とあまり変わらない。









健「俺らのクラスの担任、事故ったらしいよ」









席につくなり話し掛けてきたのは、たける。初めてこの学校に来た日、いつも通り一人でいた私に当たり前のように話し掛けてきたの。









背も高くて顔もかっこいいのに全然飾ってなくて、私はこういう人嫌いじゃない。









まだ出会ってそんなに日も経ってないけど、何となく波長が合ってる気がするしこれからも仲良くしてそうな予感。









『あの人バイク乗りだっけ？これからこのクラスの担任どうするんだろ』









健「結構重症でしばらく来ないみたい。新しい人来るんじゃない？」









『そっか。まあ別に関係ないよね』









私がそう言うと「そうだなー」って健は大きく伸びをする









今日バイト何時だっけ...って携帯を取り出して確認しようとすると、ガラッと教室の扉が開いて新しい先生が入ってきた。

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