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209:(裕太) ページ9

朝起きると、腕の中で彼女はまだスヤスヤ眠ってる









ほっぺたを突っついてみたり、びよーんって引っ張ってみたりするけど全然起きる気配がない









ほんとよく寝るよね。俺も人の事言えないけどさ。









玉「Aさーん、起きてー」









起こすのは可哀想だけど...もう9時だしいいよね。









『んー...』









玉「おはよ」









『...おはよう』









まだ眠たそうな彼女の顔を覗き込むと、恥ずかしそうに俺の胸に顔をうずめる









玉「いっぱい寝たね。せっかくだし部屋についてる露天風呂入ろうよ、目も覚めるんじゃない?」









『そうする...裕太先入っていいよ』









玉「何言ってんの、一緒に入るに決まってるじゃん」









部屋についてる風呂なんだから、当然でしょ!









『えー...朝から?』









玉「朝だからやらしい気持ち無しで入れるんじゃん!」









俺は彼女を説得する為に言ったんだけど、『...何言ってるの...ばか』って逆に怒られちゃった。

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作者名:たま | 作成日時:2017年3月25日 20時

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