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裕太がプレゼントしてくれたドレスに身を包んで髪も自分でセットした。









あっちゃんとか同期に頼んでもよかったけどこんな朝早くから呼び出すのは申し訳ないし、ヘアセットは得意でお客さんにもよくしてるから自分でもいいかなって。









『裕太ー...私そろそろ行くね』









寝室のドアをそっと開けて声をかけるけど、ぐっすり寝ちゃってる裕太は「んんー...」って声を出すだけで起き上がってはこない









まあいっか、声は掛けたし。









小さなバッグを手に取って家を出ようとすると「そんな可愛い格好俺に見せないで出ちゃうわけ?」って後ろから抱きしめてくる









『さっき起きてこないからじゃん』









玉「ちゃんと起きるに決まってるじゃん。ほら、こっち向いて」









ぐるっと半回転させられて前を向くと、裕太の顔が一気に綻ぶ









玉「やっぱりこれにして正解だね、すっげー綺麗。花嫁さんより目立っちゃうんじゃない?」









ってベタ褒め。嬉しいけど...やっぱりちょっと恥ずかしいよ。

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作者名:たま | 作成日時:2017年3月25日 20時

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