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それから何度も店員さんが新しいドレスを出してくれるんだけど裕太の厳しい審査には通らない。









そりゃあどれ出してもらっても無理だよ...ほとんど全部丈が短いんだもん。









だからと言ってここまでしてもらったのにお店変えるなんて出来ないし...









玉「一番最初のでいいよ...」









裕太が何かをぼそっと呟く









『え?』









玉「最初の。他の男にあんな姿見せたくないけど...可愛かったもん」









私も気に入ってたから、裕太が可愛かったって言ってくれると自信を持って着られるし、素直に嬉しい。









『じゃあ...あれにするね』









玉「ん。A先に車乗ってて」









鍵をポンッと投げられる









玉「だいちゃん、あれでお願いね」









『え、お会計...』









そういや私、全然値段気にしてなかった...どこ探してもいいのが無くて飛び込んだお店だし。何も知らない。









玉「いーから早く乗ってて」









半ば強引に店から追い出されたけど...これは私の買い物なんだから裕太が払うのはおかしいじゃん!...って言っても、裕太には通用しないんだろうなあきっと。

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作者名:たま | 作成日時:2017年3月25日 20時

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