219:(裕太) ページ19
彼女の家を出て、眠気覚ましに近くのコンビニでコーヒーを買って車へと乗り込む
助手席に放り投げていた携帯を手に取ると「今日はありがとう。気をつけて帰ってね」とラインが入っていた
こうやってバイバイした直後って結構寂しさがこみ上げてくるんだよね。
ラインは返さずにスピーカーにして電話をかける
『...裕太?どうしたの?』
しばらくして出た彼女の声を聞いて、少しだけニヤケてしまう
玉「んー...なんとなく。暇だったから」
『ふふ...そんな事言って、本当は声聞きたかったんじゃないの〜?』
明らかにバカにされてて...悔しいけど図星だよ。
玉「...違うし。」
『うそうそ。居眠り運転されると怖いし、家着くまで電話してよう?』
玉「大丈夫だよー。Aも早く寝ないと」
そんな断りを彼女がすんなりと受け入れてくれるわけもなく...結局家に着くまでグダグダと長電話。
おかげで遠い道のりも一瞬に感じちゃった
玉「電話ありがと、もう寝てね」
『うん、またね。おやすみなさい』
彼女の優しい声を聞いて安心したのか、俺も家に着いて速攻寝てしまっていた。
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作者名:たま | 作成日時:2017年3月25日 20時