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98:(裕太) ページ48
事を終えてそのまま眠っちゃってるAに毛布を掛けて、タバコに火をつける
携帯を手に取って時間を見ると深夜2時
普段大人しめの彼女がこういう時に少し大胆になるのを見ると、かなり興奮しちゃって...
疲れさせちゃったかな、なんて思いつつもAの寝顔を見るとつい笑みが零れる
『ん...、ゆうた』
髪をなでてるとAが目を開ける
玉「ごめん、起こしちゃった？」
『ううん...帰っちゃうの？』
俺の手をギュッと握って寂しそうに呟く
玉「帰んないよ、泊まるって言ったじゃん」
その手をぎゅっと握り返してあげると「よかった」って嬉しそうに微笑む
『じゃあ早く来て...一緒に寝よう？』
普段はあんまり俺に甘えてくることがないから、こうやって甘えられるのは素直に嬉しい
タバコの火を消して布団に入るまでにまた寝ちゃったAをいつものように後ろから抱きしめて、俺も眠りについた
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作者名：たま
| 作成日時：2017年1月20日 17時
