検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:69,131 hit

43 ページ43

私たちがついた頃には



もうたくさん人がいた



真「A、なんか食べる?」



あ「うーん」



辺りを見渡せば、



綿あめ、焼きそば、たこ焼き、といろんな屋台があり



迷ってしまう



それでも…



あ「かき氷」



真「ええな! 涼しくなるし」



あ「うん!」



真「何味にする?」



あ「うーん、イチゴとレモン…
どっちもいいなぁ」



真「なら、お互い食べあいっこしよ」



あ「いいの!」



真「当たり前、すいませーん」



男「はーい」



真「イチゴとレモン、一つずつください」



男「2つで300円だね」



ひとり、150円か



あ「しんz



気づいたら、真司郎が全部払ってくれていた



真「はい」



男「ちょうどね、今作るから待っとってや」



あ「真司郎、お金」



真「ええよ、別に」



あ「でも、奢ってもらうなんて…」



真「ええの! もともと俺が誘ったんやから」



あ「そこまで言うなら…」



真「うん」



男「はい、おまち!」



真「ありがとうございます」



あ「ありがとうございます」



男「彼氏イケメンだね〜」



あ「えっ! 彼氏じゃないですよ!」



男「えっ、そうなの?」



あ「そうです!」



男「じゃあ、友達と楽しんできてね」



あ「はい」



真司郎が彼氏に見られるなんて初めてだった



実彩子の家でも



かき氷の屋台のところでも



みんなみんな勘違いする



あ「……」



真「A、否定しすぎやろ」



あ「だって違うじゃん、もし真司郎の彼女とか見てたらどうするの?」



真「いや、俺彼女おらんし」



あ「! そうなの」



真「あぁ…」



「……」


沈黙が続く



そんな沈黙は私の食欲が破ってくれた




あ「ねぇ、レモン美味しい?」



真「おん」



あ「ちょうだい」



真「じゃあ俺も」



真司郎からもらったレモン味のかき氷は



冷たくて酸っぱかった

44→←42



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
165人がお気に入り
設定タグ:aaa , 末吉秀太
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

mi_love(プロフ) - ちーさん» すいません、なるべく早く更新しますね! (2018年7月18日 7時) (レス) id: e7bb27ede9 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - いいところでストーリー終わってしまうと続きが早く読みたいです (2018年7月18日 0時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
mi_love(プロフ) - は〜ちゃん♪さん» ありがとうございます!なるべく早くするよう頑張ります! (2018年7月11日 18時) (レス) id: e7bb27ede9 (このIDを非表示/違反報告)
は〜ちゃん♪ - すごく感動する話です!続きが気になります!なるべく早めに続きをお願いします! (2018年7月11日 14時) (レス) id: 13676382ae (このIDを非表示/違反報告)
mi_love(プロフ) - とぎもちさん» とっても嬉しいです! 更新率低くて申し訳ないです (2018年6月23日 17時) (レス) id: e7bb27ede9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みさみさ | 作成日時:2018年6月16日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。