完璧少女と総統さん ページ3
kn「入るでぇ〜」
『し、失礼します…』
⁇「さて、連れて帰って来たか」
正直言って見覚えがあった。どんな物でも見透かしそうな紅い目。光輝く黄金色の髪。歳にしては低いこの声。この人…。いやコイツは…。
kn「あったり前やろ‼」
⁇「まぁ珍しくコネシマが気に入った奴だからな。俺も前から気になってたし」
kn「は⁉嫁は絶対渡さんで⁉」
『えっとぉ…』
⁇「ほら、説明なんもしないからめっちゃ困惑してるゾ」
kn「こんな邪悪な奴だもんな」
⁇「一言多いゾ」
グルッペン(以後gr)「どうも、ここの総統をしているグルッペン・フューラーだ。宜しく頼む」
グルッペン・フューラー。
『よ、宜しく…お願いします』
kn「なぁんか違和感あると思ったら、A、敬語と呼び捨てやないやん‼」
『そりゃあ初対面の人には敬語が当たり前やろ‼』
と、思わずド正論をコネシマさんにかます。しかも、関西弁も交えて。だ。これはやばい…。非常にヤバイ…。
kn「……………なんや、関西弁やん‼」
『…へ?』
kn「グルッペン‼コイツ俺らと同じやで‼」
gr「あぁ…せやろな」
と言って口角を見てわかる程にニヤリという効果音が付く程上げる彼は…。
gr「あぁ、話がある。コネシマは一度自室に戻ってくれ。またすぐAを送る」
kn「むぅ…なんや…まぁ、そんなに大事な事なら、このコネシマ様‼見逃してやっても‼」
バタン
言い終わる前にグルッペン…。否、ぐるちゃんがドアを徐にに閉める。そして、ソファに座っている私に向き合い、こう言う。
gr「久しぶりだ。A」
『……ぐる…ちゃ』
gr「おぉ、覚えてたんか」
『…誰が忘れるか』
gr「ハハッ、すまんすまん」
『…ねぇ、ぐるちゃん』
gr「なんや?A」
『…ありがとう』
gr「ふふ、当たり前やろ?」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
文字数余ったぁ…。この二人の関係は、次回明かされます‼
A (22)
表はめっちゃお姫様っぽいけど裏はめっちゃ男らしい。関西弁。
髪の毛の色は上が黒で下に行くにつれて白くなるグラデーション。ポニーテール。
目の色は水色。ピアスを右1左1に軟骨1。
身長156cm 体重『言わせませんよ?』
黒のローブを羽織っている。結構深めに被ってるけど目は外から見える。中に黒いニット服を来ており、デニムの短パン、白のガチャベルトに白の太ももまでの靴下。黒の厚底ブーツ。
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作者名：隣の田中さんは最強 | 作成日時：2019年9月12日 16時
