僕のお嬢様

３.お嬢様、ときめいてます ページ4

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そんな騒がしい日常でも、鮮やかに彩ってくれる存在がある。





佑「Aちゃんおはよ！」

「福田くん！おはよう！」

佑「今日も可愛いねっ」

「もお〜福田くんったら！」




キラキラとした瞳、爽やかな笑顔。同じクラスの福田くんは私のオアシス…ああ、かっこいい……




祐「お嬢の声が3オクターブくらい上がってるよ…」


拓「お嬢様って昔から趣味悪いですよね。福田って」


「黙れよバカと毒キノコ」




趣味悪いですねの意味がわからない。だって福田くんだよ？めちゃくちゃかっこいいじゃん？まあ確かにちょっとバカなのかなーって思う事もあるけど、そこも愛しく思えちゃうし。




拓「僕からしたら福田と祐基なんて同じに見えますね」


「一緒にしないで」




自販機で買った飲み物を蓋開けた瞬間こぼして大騒ぎしてるバカ(祐基)と一緒にしないで欲しい。




祐「拓弥〜！ティッシュちょうだい！」


拓「ない」


祐「え〜…お嬢持ってる……訳ないか！」


「決めつけんなバカ！てかでかい声でお嬢とか言うな！」


拓「お嬢様の方が声でかいです」




(＊学校では家の事は秘密、三人は幼馴染という事で通っています)



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