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「……誰？」
「俺らなあ、四代目には随分世話になってんだ」
こいつら顔も見た事がない。うちはこの辺一帯は仕切ってる大きい組だ。うちと関わりのある所ならある程度顔は知ってるはず。差し詰め、力のない弱小組だろう。お父さんの力を利用しようと擦り寄ったけど逆にボコボコにされたパターンか…
「で、私を利用しようってか…」
「随分察しがいいな」
「でもねぇ、あんたらみたいな弱小組お父さんなんか出てこなくても祐基と拓弥で充分だわ」
「……あ？舐めてんのか！！」
バシッと音がして、頬に痛みが走る。ああもう、最悪。
「あんまり生意気な口聞かない方がいいぞ」
顎を掴まれて目線を無理矢理合わせられたのと、後ろで何かが崩れるような大きな音がしたのは同時だった。私も目の前の男もその子分達も、音の方に視線を向ける。
佑「……その人を離せ」
「福田くん！？」
吹っ飛ばされた扉から現れたのは福田くんだった。そして後ろから祐基と拓弥が走って来て、福田くんを挟むように並んだ。
祐「お嬢！！大丈夫ですか！？」
拓「遅くなってすみません」
「平気よー」
ガキじゃねえか、と目の前の男が呟く。あんまり二人を舐めない方がいいのに。
「あー…顔殴られたわ」
そう言った瞬間、二人の目の色が変わる。
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ひろ(プロフ) - 初めて書かせていただきます！すごく面白いです！みんながワイルドな感じでドキドキですね(///ω///)続き楽しみにしてます!! (2017年5月16日 2時) (
レス) id: ce336a9dfc (このIDを非表示/違反報告)
エム - なな.さんの作品めっちゃ好きです！更新待ってまーす！ (2017年5月10日 0時) (レス) id: be027d3da3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な な . | 作成日時：2017年5月7日 12時
