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なんでこんなこと言ったんだろう
男同士とか頭になかった
ただ、涙を堪えても溢れてる北山が可愛いくて
北「……やっぱり藤ヶ谷はずるい」
泣いてる北山も全部独占したい
そう思ってしまったから
藤「そうだね」
ひろも俺から離れたくないでしょ?
北「ん…//」
藤「……もういっかい」
北「……っ//」
北山がしたのは短い触れるだけのキス
物足りなくてせがめば
また同じ触れるだけで離れようとするから
俺から強引に深いキスをした
北「っ…ふ…ん////」
吐息が漏れ、必死に俺の服を掴む北山
可愛いくて愛しくて
そのままソファに押し倒した
北「ふじっ…//」
藤「…痛い?」
北「別に//」
さっき俺がココアをかけてしまったところ
手首あたり、袖をまくればあとはなかった
北「っや、大丈夫だって…!////」
袖を捲りながら指先から上に順にキスを落とすと
北山は恥ずかしいのか首まで真っ赤になる
北「やめっ…////」
藤「いや?俺とこーゆーことするの」
北「そりゃっ……」
北山は俺と絶交するより
付き合うことを選んだ
それは絶交したくないだけ
…俺は?
俺の知らない北山を知る奴がいるのは許せない
1番北山を知っているのは俺でしょ?
藤「…ね、キス、気持ちよかった?」
北「なっ////」
藤「したくない?」
こんな独占欲、初めてだ。
藤「ね、ひろ…」
北「…た……」
俺から離れれないくせに
離れたいとか考えるから
北「きもち…よかった…////」
藤「ふふ、する?もう一回」
北山の頰に手を添え親指で
柔らかい唇をなぞるとビクッと震えた
藤「あ…先にココア飲み切っちゃおっか
せっかくいれたし」
北「え?お、い…////」
口に含んだココアを
北山の口に流し込み互いの口内を味わった
シナモンのきいたココア
さっきより甘く感じる
北「っふぁ……////」
目がとろんとしている北山
可愛いくて愛しくて
あー、好きだったんだって
北「藤ヶ谷…?//」
藤「…2人きりの時は昔みたいに呼んで」
北「えっやだ!//」
即答で拒んだ北山
ムカついたから
ちょっとお仕置き
藤「ひろ」
北「あっ////」
藤「ひろ…」
北「んっ…ゃ//」
藤「ひ…
北「たいっ////」
藤「ん?」
沢山のキスに耐えきれなくなったのか
呼んでくれたひろ
嬉しくて、聞こえてたくせに聞き返す
北「……たぃ////」
藤「何?」
北「意地悪っ//」
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作者名:あ | 作成日時:2017年11月4日 22時