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7P F ページ7

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急に飛び出したと思ったら
知り合いがいたのか、

店に一緒に入ってきたのは制服を着た男の子



北「奢ってやるから宿題しろ、
どーせしてないだろ」

玉「それがやってるんだな〜」

北「まじて?えらいえらい!」

玉「んふふ〜」



家庭教師のバイト先の子か…?

なんか近くない?
さっきも抱き着いたのかってくらい
距離近かったし……



藤「……」

「藤ヶ谷さん?コーヒー出来ましたよ」

藤「あ、はい」



相手は高校生だし、恋愛対象は
異性愛者が多数派だ

そんな気にしたって……



玉「ミツと同じ大学行きたいからね」

北「そーだな。頑張れ」

藤「……」



でも、なんか、気になる。

北山の距離感は弟って感じみたいだけど
みたいだけ……



玉「荷物多くない?」

北「あー、授業で使う資料。見る?」

玉「んー、うわ、文字…」

北「んははっ」



やっぱ近いのは嫌だ!

コーヒーを他の客のテーブルに
運んでから北山の方に歩いた



藤「北山」

北「あ、藤ヶ谷」



高校生と話す途中でま名前を呼ぶと
はにかんでこっちを向いてくれた

それが嬉しくて

そんなことだけど
俺もつられて口角が上がった



藤「何か飲む?」

玉「あー俺もミツと同じので」

北「じゃぁ、コーヒーで」

藤「分かった」



口角があがれど
気になるものは気になるので

注文とったらすぐに厨房に伝えて

他のテーブルに
水をつぎにまわって

他の帰ったテーブルの机整えて

とにかくホールに出た



玉「あの人友達?かっこいいね」

北「かっこいいし、すげーいいやつだよ」

玉「へー」



だって、ホール出ないと会話が聞こえないし



藤「…ふふ」



かっこいいって

すげーいいやつだって



藤「店長のまかない、いつも美味しいです」

「は?なんだよ急に……
それよりインスタに顔載せていい?」

藤「あ、そればごめんなさい」

「笑顔で断んのかよ。かっこいいね」



あー、早くバイトおわんないかな

バイト先に北山がいるのも嬉しいけど
やっぱり、電車のあの時間が好きだ


隣に北山がいて

俺に笑ってくれる


安心して体重を預けてくれる



藤「…!」



盗み聞きした内容に浮かれていると
北山と目があった

口パクで何が言ってる?



北『こお…い…、お・い・し・い』



コーヒー美味しい、かな?
可愛いなぁ……

てか高校生いないじゃん
トイレかな?

ちょっとだけ話しかけにいこっと

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設定タグ:藤北 , キスマイ , kis-my-ft2   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あり | 作成日時:2019年1月14日 12時

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