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グループ課題が始まり早速授業終わり
アルバイトの時間まで
図書館で藤ヶ谷と2人、資料をまとめていた



藤「そろそろ切り上げてバイト行くか」

北「ん〜」



今後の流れを話し合って
分担を決めた。

俺と藤ヶ谷が資料まとめて
3日後の空き時間に4人で集まって
テーマを決める。

調査は一緒にして、まとめは大倉と横尾さんに
任せることになったけど全員プレゼンに
参加しなきゃだし。

質問も答えれるようにしなきゃなぁ



北「俺まだ、時間あるしもう少しやってこうかな」

藤「え」



受験生の家庭教師だし、色々急な時間変更とか
テスト問題とか作ってやりたいから
今やれるだけやっとかないと……



藤「……俺のバイト先こない?」

北「?」

藤「場所変えたら気分転換になるし闇雲に資料集めてもじゃん。とりあえず今日のをまとめよう」



そう優しく笑った藤ヶ谷
やっぱり、藤ヶ谷といると落ち着く

多分それは、理想の自分でいられるから



北「そうする」

藤「ん。あと1時間は大丈夫だよな」

北「家庭教師の準備はしてきたし」

藤「よし、行こ」



そういえば、

電車以外で一緒に時間を過ごしたのも
藤ヶ谷のバイト先に行くのも初めてだなぁ

そう思って藤ヶ谷を見たら
藤ヶ谷も俺を見ていた



北「何?」

藤「寒くない?」

北「あー、そろそろマフラー買わないとなぁ」



図書館から出ると気温さからか
息が白くなった。

いつの間にこんな寒くなったんだろう



北「わっ、え、藤ヶ谷っ、え」



ぼっとーしてるといきなり
マフラーを巻き付けられた



藤「受験生受け持ってんだろ?風邪予防」

北「……さんきゅ」



確かに。
そこらへんちゃんと気を使わないと



北「……」



結構大きいマフラーに顔を埋めると
ふわっと甘い香りが鼻をかすめた



藤「……ふはは」

北「あんだよ」

藤「顔半分埋もれてる」

北「お前がやったんだろっー」



人を見て爆笑する藤ヶ谷
つられて俺も笑ってしまう



藤「似合ってる」

北「!///」



男の俺でもドキッとする藤ヶ谷の笑顔
藤ヶ谷の甘い匂いのするマフラーのせいか

ちょっと長いドキドキ

藤ヶ谷といると
全部が満たされる気がする



藤「……」



会話は少なくても

1人の時、この時間を思い出せば
満たされていたと自覚する



北「藤ヶ谷」

藤「ん?」

北「鼻真っ赤だぞ」

藤「え、まじ?」



このまま彼女なんか作らないで

俺といてよ


なんて、思ったり

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設定タグ:藤北 , キスマイ , kis-my-ft2   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あり | 作成日時:2019年1月14日 12時

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