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北「はよー」

大「はよ。何食べるー?」

北「んー」



今日、大学は2限から

次同じ授業の大倉と少し早めに行き
大学の食堂で安く朝ごはんを済ます

まぁ次ってか大体一緒の授業とってんだけど



大「俺カレーうどんにしょー」

北「俺は天丼〜」



大倉は上京組みで知り合いが大学にいないらしい

入学後最初の授業で話しかけたら面白くて
そっから良く絡むようになった。



大「な、今日からグループ課題やろ」

北「あ、そーじゃん。グループ各自で
組んどかないとダメなんだっけ」

大「まぁ行ってみて決めるか」

北「そーだな」



そんな広い講義室じゃないし受講者も少ない
すぐ決まるだろ。あ、藤ヶ谷どうだろ?

もう決まってっかな
LINEしとこ



大「ちょ、足りひんからラーメン買ってくるわ」

北「腹壊すなよ」



朝からカレーうどんにラーメンって…

朝の食堂は人が少ない。
見渡せどそんなに食う奴は大倉1人だ

顔がいーから
それも可愛いと、女子にはモテる



北「ずるいよなー…」



ラーメンを買って席に戻ってくる大倉

大倉が満面の笑みでこっちを見ると
周りの女の子もちらちら頰を赤らめる。



北「太ってくんないかな」

大「は?突然なに?嫌やわ。」

北「いや、もうすでに…」

大「ちょっやめろって!」



大倉の腹の肉をつまむと
笑いながらキレる大倉

くだらないけど楽しい大学生活

バイトも順調で
お金だって家賃以外は十分な仕送り

サークルには入ってないけど友達はいるし
授業も成績はいいほうだ。



北「…カレーうどん食べ切ってから買いに行けよ」

大「絶対足りひん思ってんけどなぁ…
お腹いっぱい♡」

北「腹壊してでも食べろ」

大「えーもーきついってー」



何が不満なんだって俺だって分かんない



大「ちょ、食べて、んふ」

北「は?」

大「いや美味いから」

北「そーゆー問題じゃねーよ」



でも確かに満足はしてないんだ

楽しいのに


悲しくて


この気持ちは何をしても、消えなくて

来るもの拒まず
誰といてもダメだった。



あ、

電車の、……藤ヶ谷といる時間は
和らぐ気がする


この関係に終わりが見えたら

今よりもっと寂しいのかな

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設定タグ:藤北 , キスマイ , kis-my-ft2   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あり | 作成日時:2019年1月14日 12時

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