EP 12 ページ45
ーー
島に船を止めてすぐ走って行ったルフィ、ウソップ、チョッパー。
ナミ的には想定内。
ナ「船番は…フランキー！エース！よろしくね」
「「え'' …」」
行きたかったのか嫌な顔をする。
だが、ナミに断れるはずもなく渋々承諾した。
あ「ナミ！一緒に街巡りしよ！」
ナ「あ〜ごめんミラ！船で海図書かなきゃ行けないのよ。ロビンなら街に出るから一緒に行ってきたらどう？」
あ「ロビン！行こう！」
ロ「ごめんなさい、私もちょっと調べたいことがあって」
2人とも仕事で忙しいようだ。
一人で回るのは心寂しいけど…
しょうがない。1人で行くしかないか…
そう思っていたら、1人暇そうな人を見つけた。
あ「あ、サボッ…！！」
サボ「…？」
船から降りようとするサボに声をかける。
あ「今からどこ行くの？」
サボ「街を観にちょっとな」
あ「何か仕事とか？」
サボ「いや……一緒に行くか？笑」
察してくれたようだ。
私は二つ返事でサボと一緒に街へと出た。
街では見渡す限りロボットばかり。
人型、犬型、猫型…と多種多様だ。
サ「にしても面白い島だな」
あ「みて！ロボットが料理作ってる！！」
そこにはフライパン片手に中華料理を作る人型ロボット。
この街ではロボットのみで運営している店もいくつかあるみたいだ。
好奇心が蠢く。
サボ「入ってみるか！」
あ「うん！！」
暖簾をあげ、中へと入る。
店内ではロボットではなく、人間のお客さん達が料理を美味しそうに食べていた。
私達も円卓テーブルへと座る。
私達は思い出の“ラーメン”を頼んだ。
兄弟と食べるラーメンはあの時ぶりだ。
「オマタセイタシマシタ」
店員ロボがラーメンを２つ持ってきた。
「“ダイキチ”ガデルトムリョウニナリマス」
ラーメンの器の底に書いてある文字が“大吉”ならラーメンがタダになるらしい。
…なんて遊び心のあるお店！
人間に負けず劣らずの経営力を見せるロボ達。
あ「サボ、完食したら…」
サボ「うまいなこれっ！おかわり！」
あ「はやッ！！！」
言い終える前に次を頼むサボ。
皿を見ると完食しきっていて、見事大吉。
そして、私もある程度食べ終えたころ
サボはもう5杯目に突入していた。
しかも全部大吉。
5杯分無料になっちゃった。
これじゃ赤字だよ…
.
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koi(プロフ) - 朱夏さん» ありがとうございます(o^^o) (2019年3月14日 22時) (
レス) id: 9a2a00ca5d (このIDを非表示/違反報告)
朱夏 - おもしろいです！目が離せない！更新頑張ってください！ (2019年3月14日 17時) (レス) id: aef72d6a48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2019年3月6日 20時
