EP 14 ページ47
ーー
しばらくサボと二人で街をぶらぶらしていた私。
だが…
あ「サボ、どこ行った…？」
私が可愛い雑貨屋さんに気を取られているうちに消えてしまった。
ルフィ、エース、ゾロに関しては目を離しちゃいけないという事はわかっていたんだけど。
サボも追加しとくべきだった。
何かを見つけるとそっちへと動いてしまう彼らは本当に本能そのままで生きてるんだと思う。
私はサボの行きそうなところを探すことにした。
とりあえず飲食店類を探す。
‥って言ってもサボは一人で突っ走っては行かないかぁ…ルフィじゃあるまいし。
と冷静に考え直す。
しばらく一人でウロウロしていると後ろから声をかけられた。
「麦わら海賊団 副船長【懸賞金20億ベリー 妖精のミラ】」
声をかけたのは紫の髪色でガタイのいい一人の男。
顔の整った美形的な男性だ。
あ「あ、はい…そうですけど…」
「やはり本物は綺麗だな」
あ「え」
…そんな、急に褒められたら…///
「だが懸賞金20億ベリーの女…お前相当強いなお前」
あ「……え…っと…」
「そんなの、試せば良い話しか」
あ「なッ…！」
その時、その男の持っていた紐が私の体に絡まる。
だが、その紐が徐々に鉄のように硬く重たくなっていく。
…な、なに…ッ…！
なんなのこれッ…
フッと笑う男。
「俺はユメユメの実を食べた悪魔の実の能力者。俺が触れたものは全てお前の幻覚として蠢き出す…」
あ「…ッ…！！」
そ、そんなッ…
じゃあ、これはッ…
紐を見るとさっきまで鉄のように思ったものが、蛇へと変化する。
あ「い、いやぁぁぁぁぁあ〜〜ッ！！な、なんなの！これ！！」
「知っているぞ。お前はあらゆる物を操れる妖精だが一部のパラメシア系の俺達には手も足も出ないらしいじゃないか」
そう。
私の妖精の力の弱点としてロギア系(自然系)、ゾーン系(動物系)には効くが一部のパラメシア系(超人系)には効かない。
例としてゴム人間のルフィやブルックにはなにも効かないのだ。
彼もその一部に入る能力者だ。
「俺もパラメシア系だ」
ニヤッと笑う紫男。
あ「…ッく…」
無理に引き剥がそうとするも更に強度を増す蛇。
本来はただの紐なのに幻覚・幻聴で重たく感じ、蛇に見えてしまう。
…いやッ…気持ち悪いぃッ…
.
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koi(プロフ) - 朱夏さん» ありがとうございます(o^^o) (2019年3月14日 22時) (
レス) id: 9a2a00ca5d (このIDを非表示/違反報告)
朱夏 - おもしろいです！目が離せない！更新頑張ってください！ (2019年3月14日 17時) (レス) id: aef72d6a48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2019年3月6日 20時
