恋愛奮闘記 2【ONE PIECE】 (ページ40)

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EP 89 ページ40

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？「貴方達ね！スポットレス・バブルを突破した海賊って！」

あ「あ…はいっ！あの貴方、さっき月の光を動かして…」

ラ「うん！そうだよ！私は光の妖精ライン！」

サ「ラインちゃんか～♡かんわいいなぁ～ッ♡」

ラ「さっき私がしてたのは月の光をこの籠に集めてたの、蛍の餌はこの月の光が元となるんだ！」

エ「へぇ～…妖精ってのはそんなこともできるのか」

うん！と笑うライン。

ヴォニーはあまり笑わなかったからわからなかったけど、妖精の笑顔ってこんな破壊力があるんだ…

キラキラと光る髪がまた眩しい。

あ「あの…私達Die bacteriaについて調べているんですけど、何か知りませんか？」

ラ「Die bacteria…あぁ！あのウイルスのこと？」

エ「知ってるのか？！」

ラ「ウイルスについて詳しくは知らないけど、その研究をしてた科学者“ニック”については知ってるよ！」

あ「その話詳しく聞かせて！ライン！」

そして私達はラインの光の妖精としての仕事

蛍達への餌やり

月の光の調整

昨日貯めておいた太陽の光運び

その他諸々を手伝った後、その“ニック”という科学者についての話を聞いた。

あ「ってことは、その科学者“ニック”はこの国の王だったってこと？！」

ラ「うん、そうなの」

この島でウイルス研究中にDie bacteriaを生み出してしまった科学者“ニック”

その彼がこの地の国王だとラインは言う。

エ「でも、そいつぁ人間だったんだよな？人間が妖精の国の王になれるのか？」

ラ「それはわからないの、全て女王様が決められていたから。恐らくニック様は特別だったんだよ！」

サ「ますますわからねェ…人間の科学者がこの国の王…謎が多いな」

ラ「ごめんね、これ以上は私もわからない。きっと春の妖精と冬の妖精なら知ってるはず」

サ「ナミさん達とチョッパー達のエリアか」

このエリアでの収穫はこれまでかと諦めかけていたが…

ラ「真ん中のあの巨大な木があるでしょ？この島の道は全てあの木に繋がってる。あの木がこの島の柱でもあるの、あそこに行ったら何かわかるかもしれない！」

私達はラインの言ったその言葉を信じ、ティンク島の中心部にある大きな木を目指し、秋エリアを進んでいくことにした。

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