赤い星 妖怪学園Y 〜N遭〜

七不思議案件 ページ6

No side


YSPクラブの部室で調べてみると、巨人の正体が分かってきた。

巨大サラリーマン宮沢さん

というらしい。

いろいろな噂があるけど、これを解明するのがこのクラブの役目である。

途中で興味を持ったらしいアカネも含め、美術室から学園内を監視することにした。






夕方になるが、一向に宮沢さんは現れなかった。

『なーまだ来ねえの宮崎さん』

「惜しい宮沢さん！
あと二人は暇だからって明日のジョニーごっこしないで！！」

『たはは、なにそれおもしろ！
私もやる』

「言ったそばから！！！」


突然、地響きがした。

『来たか』

Aの目つきが変わる。

『行こう』

全員で外に出て茂みに隠れる。

やはり、宮沢さんが現れた。

どしどし歩いて、辺りを見渡している。

フブキちゃんが、変な物を地面に雑に置いた。

『立体機動装置やん』

「かっけーー！！！」

ジンペイとコマくんとAとマタロウが装着し、フブキちゃんがスイッチを押す。

『うわっ！？
バランス取るの難しっ！！！』

「さあみんな！！
サクラフォーメーションセブン、発動よ！！！」

「なにそれ！！！」

『フブキちゃんノリノリなのはいいけどなにそれ！！！』

「了解でありまーす！」

『いや分かるんかい』



結局そのフォーメーションは謎のまま、腰のロープを宮沢さんの足に巻きつけて転ばせた。

『これ結構しんどいな…』

「おいお前！！
この学園で何してんだ！！！」

ジンペイが問い詰める。

すると後ろから声が飛んできた。



「何やってるの…
お父さん！！」









毎度すいません夜桜子です。
作って半日も経ってないのに100hitを越えてる！？！？
こんな自己満小説に目を通してくださってありがとうございます！！！！
これからもできる限り更新していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします！！！

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