かのじょ2 ページ3
*
「俺から離れんの?」
私の服を掴んで離さないシッマは、子犬(チワワ)のような目をしてこちらを見ていた。
…数分前…
今日はゾムとエミさんに食事に誘われ、急いで服を着替えていた。くそう……黒いパーカーないんかよちくしょう……
私は服の方に意識を向けていて背後から迫るそいつに気づかなかった。
「……あれ、Aどっか行くんや。」
そう言った途端にバックハグ。少女漫画ならドキドキの展開だろう。私の場合は日常茶飯事なので、鼻で笑うくらいの余裕はある←
『ん?おん。』
バックハグされながら玄関に向かう。ちょ、重い邪魔←
「誰と?」
「はい?」
はい?←
「だから、誰と行くん?」
そう聞かれたので素直に言うと、シッマの顔が険しくなった。
「…………」
冒頭に至る。
いや、可愛いけど…可愛いけど!!遅れる!遅れるから!!玄関で止めるな!!いくら私が遅刻魔だからといってそうやって止めていいわけじゃないんやぞ!?
心の中でぐちぐちと文句を言っていると、シッマの腕の力が強くなった気がした。
「あいつらんとこ行くな……お前が行くんやったら俺も行く。」
トス…←
シッマの可愛さに胸を射抜かれ、撫で回したい衝動に駆られるが心を鬼にしている私は会心の一撃をシッマに決める。
『食害されに行くん?』
「うっ!!」
すぐに緩まった腕を解いて、秒で靴を履く。そして扉に手を掛けてから一言。
『行ってきまーす。』
*
はぁ……
Aが出て行った扉を見つめながら溜息を零す。
さっきから引き止めていたのは、あいつらに合わせたくないってのと一緒にいたいというくだらない理由だった。
「はぁぁぁぁぁ………」
今度は大きく溜息を吐き、リビングに戻ろうとすると扉がキィィと音を立てて開いた。
『ごめん、忘れもんしとったわ。』
帰ってきたそいつは、顔を真っ赤にしながら俺に近づいて”きす“をした。いきなりきすされて困惑している俺を尻目にAはさっさと出て行ってしまった。
「…え、かわ…え、か…可愛すぎるやろ……」
俺の彼女が可愛すぎる。いや、これまじで。
*
最後雑ぅ……()
やっほー、僕だよ。
どうも、お久しぶりです。そうまさ**ですよ。
久しぶりすぎて文の書き方忘れた……(白目)
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15milk - あ、やばい、これはやばい…夢主もコネシマも((可愛すぎかよ!!!!))[語彙力は旅に出ています]作者様更新頑張ってください!! (2018年9月9日 23時) (レス) id: 6f9cae001a (このIDを非表示/違反報告)
そうまさ** - 夕張メロン(+ロボロ推し隊長はバナナさん» 二巻と三巻を買うんじゃ……(洗脳)ありがとうございます! (2018年8月27日 0時) (レス) id: 4ca12702d8 (このIDを非表示/違反報告)
夕張メロン(+ロボロ推し隊長はバナナ(プロフ) - いやぁ、私まず異世界の主役は我々だの2巻買えてないです( 'ω' )あ、更新頑張ってください!! (2018年8月25日 5時) (レス) id: ddde3ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
そうまさ** - わにさん» あぁぁぁぁぁ…見にきてくださりありがとうございますぅぅぅ!ピポピポ言いながら土下座しますね!(土下座) (2018年7月31日 23時) (レス) id: 45b2f27630 (このIDを非表示/違反報告)
わに - ほんとに可愛い、、、何もかもが可愛すぎる。めっちゃ癒されます、、、ありがとうございます、、、 (2018年7月29日 10時) (レス) id: 32366547ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そうまさ** | 作成日時:2018年5月25日 23時