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「はっはー面白い、いいだろうここで決めるぞ！互いに
龍水くんも自分の賭け金を全て出した。
これで勝敗が決する・・・。
私達はより一層彼らに視線を集中させた。
勝負！！！
「４カード！！」
「ロイヤルストレートフラッシュ。」
「「なにぃいいいいい！！！！」」
「チップ総取り！！勝負アリー！！！」
歓喜の叫びと嘆きの叫びの不協和音が会場を包む。
千空くんは本当にロイヤルストレートフラッシュで勝負をつけてしまった。
つけてしまった、けど・・・。
『Ａ５枚あるの、だれもツッコまないのかな・・・。』
「それね。」
ディーラーの役目を終えた羽京くんがやれやれと言った顔で私の元へ来た。
お疲れ様、多分今回一番大変だったの君だよ。
「どどどうやって？？見てもわかんなかったジーマーで、目印なんてどこに・・・。」
ゲンくんが千空くんが持っていたカードを触って見てみるもやはりそれに目印らしきものはない。
「あ゛ー見えやしねえよ、科学の目印様は無色透明だ。
ウルシオール、ご都合良〜くウルシがあったんでな、抽出しといた。
スタートからずーっとキーカード探しちゃあフチに目印塗りたくってたんだよ。」
そう言って千空くんはウルシを染み込ませた袖を見せた。
ご都合よく、ウルシねぇ・・・。
私は南ちゃんが持つボイスレコーダーに目を向けた。
「でもそのウルシなんとか、透明じゃ誰にも見えなくなっちゃうんだよ？なんで千空にだけ目印がわかっ・・・。」
スイカちゃんの疑問は千空くんの顔を見て止まった。
私もボイスレコーダーから千空くんの方を見れば、動きを止めた。
なんと、彼の顔はアンパンマンのようにかぶれていたのだ。
「あ〜そうでした。千空ちゃんってばウルシにビンカンお肌センサーでした・・・。」
『つまり千空くんならではのイカサマ法だったのね・・・体張り過ぎでしょ。』
千空くんの体を張った勝負に喜ぶ人が半分、引いてしまうのが半分。
とにかく、この決闘の勝者は千空くんとなった。
これで太平洋横断は高難易度の大圏航路に確定。
本土のルリちゃん達と連携を取ってＧＰＳで地球を渡る、科学のショートカットに決定した。
これは、死ぬほど忙しくなりそうだ。
けどとりあえずは、千空くんにウルシかぶれに効く薬を処方してあげよう。
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西羽(プロフ) - 更新ありがとうございます！ ﾋｮが優しい…だと…？！(笑) 次回も楽しみにしてます♪ (2021年6月7日 16時) (
レス) id: 3a99c04527 (このIDを非表示/違反報告)
西羽(プロフ) - この作品がとても好きで、少しでも時間を見つけては読み進めて一気に読み終わっちゃいました！ 冗談や過言でなく最近の私の支えになってます、番外編もまた是非読みたいです。お忙しいかと思いますが応援してます、更新を楽しみにしてます。 (2021年6月1日 21時) (レス) id: 3a99c04527 (このIDを非表示/違反報告)
わわわわわ - この話面白くていつも読んでます！弥さんのペースで頑張って下さい！続き楽しみにしてます！ (2021年5月4日 20時) (レス) id: 9c9d4f1707 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - 続編おめでとうございます。スランプ‥‥私が言えたことじゃないですが、大変ですね‥‥どうか無理をせず、弥さんのペースで書いてください。応援しています！ (2021年4月25日 0時) (レス) id: 064c02c015 (このIDを非表示/違反報告)
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