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「僕のことを調べている老人がいる？」
「はい」
一度仕事の手を止め、草壁からの報告を聞く
「昨日夕方、並盛商店街で委員長のことを聞き回っている老人がいたと多くの情報が
容姿は身長１９０越えの白髪、老人にしてはかなりがたいが良く外国人だとか」
「外国人・・・」
まず僕の事を聞き回っているということはこの町の人間でないことは確かだ
それも外国人・・・
(また小動物関連か・・・？)
並盛の秩序を乱す者なら事が起きる前に排除しておきたいけど
「・・・その件はほっといていいよ」
「いいんですか？」
「うん」
何故だか血が騒ぐ・・・だけどどこか嫌悪感も感じる
ここはあえて野放しにして、向うから来るのを待とう
時計を見る
「僕はそろそろ帰るよ」
「へい、お疲れ様でした」
学ランを羽織りいつもの公園に向かう
ここは僕とあの子が一緒に帰る時に決めた場所
(なんでわざわざこんなところで隠れて集まらなきゃいけないんだ・・・)
僕としてはあの子に悪い虫がつかないように堂々と一緒にいたいのに
学校では僕の女は絶世の美女だとか年上だとか・・・よくわからない噂がある
気にしなければいいものを・・・いつまでたっても周りの目を気にする弱虫め
公園に設置された時計を見る
(そろそろ来るころか・・・)
時計から目を戻す
３ｍほど手前に、巨体の老人が立っていた
手にはやけに大きなカバンを持っている
「・・・」
ワオ・・・まさかこんなに早く会えるとは思っていなかったよ
「お前が雲雀恭弥か」
見た目の割に流暢な日本語を話す老人
「あなたが僕のことを聞き回っていた老人かい？」
「この時間帯によくここで目にするというのは本当だったみたいだな」
「・・・僕になんのよう」
背筋がゾクゾクと震える
この老人から感じる殺気
いつもなら気分が高揚するのになぜだろうか
「なんだかムカつくな」
「奇遇だな、オレもだ」
隠し持っていたトンファーを握る
「だったら僕たちがすることは決まったね」
老人も構えを取る
「かかってこい」
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涙輝(プロフ) - イメージのままの雲雀さんでニヤニヤしながら読んでます！いつまででも更新待てますので、頑張ってください！！ (2020年7月7日 19時) (
レス) id: f196e118bc (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 雲雀さんが優しくてキュンキュンします!!更新頑張ってください！応援してます！！ (2020年5月23日 19時) (レス) id: 81b65edd03 (このIDを非表示/違反報告)
霧菜☆紗理屋(プロフ) - はぅ。。つづきがたのしみです。。。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 70cea78570 (このIDを非表示/違反報告)
竜胆(プロフ) - はぁーーーしゅき！！！ (2020年3月31日 18時) (レス) id: b4c05be92c (このIDを非表示/違反報告)
アクトレモン(プロフ) - 更新待ってます！！！！ (2020年3月23日 20時) (レス) id: 4bdd481c8a (このIDを非表示/違反報告)
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