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次の日、僕は学校には行かなかった
どうやら昨日のあの頭痛は風邪の症状だったようで、僕はベッドの上で重く息を吐いた
(まあ・・・僕がいなくても副委員長がなんとかするでしょ・・・)
幸い熱はそんなに高くない
今日一日寝ていれば明日には回復しているだろう
(その間に頭を冷やそう)
僕としたことが、昨日は取り乱しすぎた
あんなモブの一言で・・・
でも仕方ないじゃないか・・・僕よりあいつのほうがいいなんて理解している
それでも手放したくないから、あの子が笑ってくれるように慣れないことをやり続けた
「・・・」
あの時あの子の腕を掴んだ手を見る
震えていた
怯えていた
泣いていた
爪が食い込むほど強く握る
「どうして僕は・・・そんなことしかできないんだ」
握った拳を自身の額に静かに打ちつけた
この風邪が治ったら・・・あの子に謝らないと・・・
こんなことでようやく手に入れたものを手放すことなんてするものか
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・
・
いつの間にか眠りに落ちていたらしく、額にうっすらと汗が浮かんでいた
部屋の窓から差す赤に自分が長時間も眠っていたと瞬時に分かる
(さすがに寝すぎたか・・・昼食食べてない・・・なにか腹に入れておかないと)
汗で額に張り付いた前髪をあげようと腕を動かすも
「？」
動かない
というか、重い
気になって体を半分起こして見てみれば
『くかー・・・』
「・・・」
ベッドの傍で僕の腕を枕にして眠っている彼女がいた
それはもう、よだれを垂らした馬鹿面で
「・・・・・・」
いや、なんでいる
『ふぎっ！』
強めにデコピンをすれば猿のような声を出した彼女
『あ・・・あれ・・・私・・・』
しばらくボーと僕をみつめる彼女
『・・・はっ！ひ、ひばりさん！！あ、あのえと・・・えっと、お、お邪魔します！！』
「・・・」
目が泳ぎまくっている・・・
昨日の事を気にしているのは一目瞭然だ
「・・・どうやって家に入ったの」
『あ、草壁さんが・・・』
「僕の許可なしに・・・」
いつかは僕の家に呼ぼうとは思っていたけど
まさかこんな形で彼女がここに来てしまうとは・・・
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酩酊(プロフ) - 新シリーズ楽しみだぁーーーー！！ (2019年9月2日 19時) (
レス) id: 9328736ae6 (このIDを非表示/違反報告)
四ッ谷善哉(プロフ) - 新シリーズ待ってまぁぁぁぁす！ (2019年9月1日 20時) (レス) id: 01853c894f (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - いつ読んでも面白い作品です！更新楽しみに待っています！ (2019年8月23日 22時) (レス) id: 8c5187e681 (このIDを非表示/違反報告)
野坂くん尊き - リクの受け付けが終了していたにもかかわらず、書いていただき、ありがとうございました！最っ高です！これからも更新頑張って下さい！応援してます！ (2019年7月31日 15時) (レス) id: 5271d69b7b (このIDを非表示/違反報告)
聖カコ(プロフ) - ああもう、かわええんじゃああ…暑くなってきましたし、無理はなさらないでくださいね。 (2019年7月25日 16時) (レス) id: 8872e55fe7 (このIDを非表示/違反報告)
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