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今日は風紀委員会で行われる服装検査の日
僕に咬み殺されないようにと通常より早く登校してくる生徒たち
「君、行っていいよ
君は・・・・・・それ、髪染めてるでしょ、あとで応接室に来るように
笹川了平、荷物はどうした」
名簿に生徒の名前に印をつけながら仕事をこなしていく
(遅いな・・・)
あの子の姿が見えない
遅刻なんてしない子だし、いつもならとっくに来ているはずなんだが
何度か時計を確認しているといつも彼女が来る方向から慌ただしい足音が聞こえた
その方を見れば息を切らしてこちらに向かってきているあの子の姿
(やっと来た・・・)
始業チャイム５分前だけど・・・まあ遅刻じゃないだけマシか
今回は見逃してあげよう
『ツナさーん！急いでくださいあと５分ですー！！』
あの子は後ろを向いて叫ぶ
「う、うん！オレは大丈夫だから、雪代さんは先にいっていいから！」
あの子が叫んだ先には沢田綱吉
なぜかボロボロ・・・その姿でなんとなく二人が遅れて来た理由がわかった
『ツナさんを置いて行けません！あと少しです！ファイトです！』
「うわわ！」
あの子は草食動物の手を引いて、ようやく校門の前に辿り着いた
『あ！雲雀さんおはようございます』
「・・・」
いつものゆるんだ笑顔で声をかけてきた彼女
普段ならつられないように緩めそうになる顔を引き締めて短く返事をするところだが
『？』
「ゆ、雪代さん・・・あのもう手を放してくれると」
僕が二人を繋げている手を睨んでいるのがわかったのか、沢田綱吉は彼女に告げた
『はっ！すすすみません！私なんかの汚い手でツナさんのお手を汚してしまって！！』
「いやそこまでは言ってないんだけど・・・」
ようやく放された手を見て僕はようやく口を開く
「君達、服装検査の日はいつもより１０分早く来るように知らせているはずだけど」
『す、すみません・・・』
始業開始のチャイムが鳴る
「遅刻・・・それに、二人とも随分服装が乱れているみたいだけど」
『あ、あのこれはその』
「あ、あの雪代さんはオレが犬に襲われている所を巻き込んでしまっただけで
雪代さんは何も悪くないんです！だから罰ならお、オレが！」
『いえ私が犬からツナさんを放すのを手こずっていたせいで』
「いやそもそもオレが犬なんかに・・・」
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酩酊(プロフ) - 新シリーズ楽しみだぁーーーー！！ (2019年9月2日 19時) (
レス) id: 9328736ae6 (このIDを非表示/違反報告)
四ッ谷善哉(プロフ) - 新シリーズ待ってまぁぁぁぁす！ (2019年9月1日 20時) (レス) id: 01853c894f (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - いつ読んでも面白い作品です！更新楽しみに待っています！ (2019年8月23日 22時) (レス) id: 8c5187e681 (このIDを非表示/違反報告)
野坂くん尊き - リクの受け付けが終了していたにもかかわらず、書いていただき、ありがとうございました！最っ高です！これからも更新頑張って下さい！応援してます！ (2019年7月31日 15時) (レス) id: 5271d69b7b (このIDを非表示/違反報告)
聖カコ(プロフ) - ああもう、かわええんじゃああ…暑くなってきましたし、無理はなさらないでくださいね。 (2019年7月25日 16時) (レス) id: 8872e55fe7 (このIDを非表示/違反報告)
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