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再び部屋に戻ればデスクの下からは静の叫び声
『うええええっ！！もうお嫁いけません〜っ』
「とうに僕の所に来てるでしょ」
『うるさいです！！そもそも恭弥さんのせいなんですからね！！
キスだけっていったから！！キスだけで満足するっていうからしたのに！！』
「知らないな」
『知り合いに見られるのが一番恥ずかしいのにいいいいい！！！うわあああんっ！！！
恭弥さんのばかあああっ！！晩ご飯芽キャベツにしてやるんですからあっ！！！』
荒れてんなあ・・・
「あー・・・その、静、そろそろ仕事の話をしたいんだが」
『うっうっ・・・ずびっ・・・あ゛い゛・・・』
顔を真っ赤にしてようやく書類を持ってデスクの下から出て来た静
『頼まれた、う・・・じょうほ・・・ぅ、は、ぐずっ・・・このブァイルにまどめで
う・・・うう・・・ありまずっ・・・ふぇ』
「お、おう、ありがとな！頑張った！！頑張ったぞ静！えらい！
そうだ、土産にうちの領地のワインを持って来たんだ！うまいチーズもあるぞ！」
『あ゛り、がどう、ございまずぅ〜・・・』
静の頭をわしゃわしゃと撫で励ます
すっかり大人びてしまったなと思っていたけど・・・変わらねえなこいつも
なんだかホッとするぜ
まあ後ろで目だけで殺しにかかってきている旦那にひやひやしてはいるんだが
とりあえずここは師匠として
「恭弥、久々に妻に会えて嬉しいのはわかるが仕事中はそういう行為は控えねえと」
「うるさいよ魔法使い」
「だだれがだ！！！」
『ディーノさん魔法使いなんですか！？』
静よ、そんなキラキラとした目で見るな
恭弥が言っているのはお前が思っている魔法使いじゃねえんだよ
お前はそろそろ無知は時に人を傷つけることを学んでくれ
いや、これは学んでほしくはないんだが
「ごほんっ！！と、とにかくオレは魔法使いじゃねえからな！！」
『？はい』
「ふん」
こちらの会話が終わったことがわかると恭弥は静に手を伸ばし自らの方に引き寄せた
「用は済んだでしょ、さっさと帰ってくれる」
『恭弥さん！せっかく来て下さったのになんですかその態度は！師匠さんでしょう？』
「僕は今まで一度もこの男を師匠だなんて認めてないよ」
『恭弥さん！』
「ふん」
「ははは」
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酩酊(プロフ) - 新シリーズ楽しみだぁーーーー！！ (2019年9月2日 19時) (
レス) id: 9328736ae6 (このIDを非表示/違反報告)
四ッ谷善哉(プロフ) - 新シリーズ待ってまぁぁぁぁす！ (2019年9月1日 20時) (レス) id: 01853c894f (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - いつ読んでも面白い作品です！更新楽しみに待っています！ (2019年8月23日 22時) (レス) id: 8c5187e681 (このIDを非表示/違反報告)
野坂くん尊き - リクの受け付けが終了していたにもかかわらず、書いていただき、ありがとうございました！最っ高です！これからも更新頑張って下さい！応援してます！ (2019年7月31日 15時) (レス) id: 5271d69b7b (このIDを非表示/違反報告)
聖カコ(プロフ) - ああもう、かわええんじゃああ…暑くなってきましたし、無理はなさらないでくださいね。 (2019年7月25日 16時) (レス) id: 8872e55fe7 (このIDを非表示/違反報告)
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