７９ ページ31
・
「カタリナそれは！それは・・・あまりにも酷すぎる」
『覚悟は決めています』
「本当にそれしか方法は無いのか」
『これしか考えられないのです』
「オレたちに何か出来ることは」
『ありません』
「アラウディの気持ちはどうなるんだ！」
『・・・』
「・・・、・・・すまない・・・」
『いいえ・・・』
ああ、そんな顔をしないでください�祇�
私は懐からボンゴレリングが入った箱を渡す
「これは」
『私の肉体と共に入れてください
これから先、守護者選びは次世代のボス候補に任せます
ですが・・・雪の守護者だけは私が選ばせていただきます』
「しかし・・・数少ない雪の炎の持ち主をどうやって見つけるんだ？
オレだって未だにお前以外の雪の炎を持つ人間に会ったことがない」
『それについては考えがあります』
�祇い麓鵑鬚�しげた
私は自身の胸に手を当てた
『鍵の心臓です』
「！」
『鍵の心臓が、このボンゴレリングを導いてくれるはずです
その者に私の思いを引き継いでもらいます』
「だが！そんな人間いつ現れるというんだ！！」
『・・・待ちます、意思を受け継いでくれる者が現れるまで私は待ちます』
「カタリナ！！」
「�祇い茵▲�タリナの一生の願いを聞いてやってくれ」
「タルボ・・・」
「ワシだって最初は反対したのだ
だがカタリナは全く考えを変えようとしなかった・・・
この娘の頑固さは、ワシよりもずっと共にいたお前ならわかるだろう？」
「・・・」
『タルボ様・・・』
「覚悟を決めていないのはもうお前だけだ」
「っ・・・」
机を強く叩く�祇�
「オレは・・・仲間を犠牲にする覚悟なんて、持っていない・・・！
無理だ！！オレにはできない！！」
『では、あなたは・・・ボンゴレが変わってもいいのですか』
「・・・」
静かに首を振る�祇�
『・・・�祇ぁΑΑ�私、怖くないんですよ』
「！」
顔を下に向けていた�祇い�顔をあげ私と視線を合わせる
『ありがとうございますジョット様』
「・・・」
『こんな形でもボンゴレのために存在し続けられるなんて
私にとっては主にこの身を捧げるよりも最上級の幸福なのです』
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 197人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
minniepeasuke(プロフ) - 一気に全部読んだ〜 面白かった〜 また読みたい〜〜〜〜 (2023年4月22日 8時) (
レス) @page44 id: c738caefd2 (このIDを非表示/違反報告)
泉(プロフ) - 私泣き崩れました。アラウディがすごく尊いです！ (2021年8月22日 2時) (レス) id: 004525c842 (このIDを非表示/違反報告)
アイル＊(プロフ) - 一気に読ませていただきました。凄く良い作品です、感動しました！ (2021年3月21日 11時) (レス) id: 64aeab0102 (このIDを非表示/違反報告)
千夜(プロフ) - 凄い泣きそうになりました。本編の方も読ませて頂きましたが主はとても良い作品を作っていると思います。Twitterの方もフォローさせて頂きます。これからも更新頑張ってください (2019年12月16日 16時) (レス) id: 5098bcc776 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょむ - やばいです。すごすぎます。感動と涙がとまりません。本編も何度も読み返してしまいます。更新焦らず頑張ってください!・・・やっぱ泣ける(´；ω；`) (2019年3月22日 4時) (レス) id: 326cbaa1c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
