８５９ ページ3
・
「ぐあっ、炎なのか！？」
襲い掛かる熱風に思わず吹き飛ばされそうになる
こんな炎圧、感じたことがないですっ
「ああ、ざっと君の炎の数十倍、私にとっては呼吸をする程度だよ」
「そんな！！」
「あり得ねえ力だ！！」
「君達と私では規格が違うのだよ、科学的に生物としてね」
「何！？」
『それは・・・っ、自分が宇宙人だとでも言っているのですか！？』
「むしろ生粋の地球人だよ
そして我が種族で現在生きているのは、私とユニだけだ」
「え？」
『ユニさん・・・？』
「ユニとお前が同じ種族だと・・・？一体どういうことだ！？」
「話すつもりはなかったが、たまにはいいだろう
気が変わったら、君達の意識か君達そのものの存在を消せばいいだけの話だしな・・・」
「何！！」
『ひっ』
なんて自分勝手な・・・
気配も殺気も感じない相手に不気味な恐怖が私を襲う
「今まで君達が何を見聞きしたかは知らないが
これから私が話すことが唯一の真実だ
我が種族は君達の種族が生まれる遥か前からこの星で生活していた
この奇跡の星地球を守ることが我が一族の使命だったのだ
そして
地球上の生命力のバランスを補正し正しい進化に向け生命を育むための装置だ
ちなみに最初期の
元々
おしゃぶり・ボンゴレリング・マーレリングに及ぶ２１個の存在ではなく
７つの石の玉だった
なぜなら遥か昔我が種族がまだ１０人以上いた時
我々の力だけで７つの石に炎を灯し機能させることができたからだ
だが仲間が一人ずつこの世を去り私を含む５人だけになってしまった時
ついに我々の力だけでは７つの石を機能させられなくなってしまった
そこで我々は君達新たな地球人の力を借りることにした
そして生まれたのが７つの石を分割して創ったおしゃぶりだ」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 389人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
威風(プロフ) - 一年ほど前に初めて読ませて頂いた者です。本当に大好きで今でも見に来ています。時間が経ってしまった今ではありますが､素敵な作品を本当にありがとうこざいました。 (2021年7月10日 22時) (
レス) id: 10e073e7b5 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - 勝手ではありますが主様の新しい作品を楽しみにしてます！お暇な時にでもお願いします……！！素敵な作品をありがとうございました！ (2020年2月23日 19時) (レス) id: e6351d6ab4 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - 初めまして！夢要素が適度に入っているのにちゃんと原作沿いでとても楽しく読ませていただきました！ロッコさんもヴァリアーにしっくり馴染んでいてめちゃくちゃ面白かったです。ちょっとずつ読んでたので終わってしまった事がとても悲しいです。 (2020年2月23日 19時) (レス) id: e6351d6ab4 (このIDを非表示/違反報告)
あまなつ - 初めまして！完結して月日は経ってますが、拝読させて頂き凄い雲雀さんがかっこよく終始ずっとキュンキュンして本物の本になってもらいたいくらいに！アニメに！！漫画に！！本当に感動する作品でした！素敵な作品をありがとうございます！結婚生活編も見てみたいです！ (2018年11月18日 20時) (レス) id: 4782d3ccc1 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - はじめまして。完結おめでとうございます！終わりなのか…と思うと寂しかったのですが番外編を楽しみにしています！これからも頑張ってください！ (2018年10月29日 20時) (レス) id: 7406046dda (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
