６５３ ページ47
・
「な！？何を言ってるんだコザァート！！」
「・・・悪い予感がするんだ・・・Ｄという男・・・決して侮ってはならない・・・
もしＤ・スペードを倒そうとすれば多大な犠牲が出るだろう
そしてＤが生き続ける限りオレ達シモンはお前の弱点になる
ならば表舞台から去った方がいい」
彼の提案に一瞬言葉を失う�祇い気�
「それがどういうことなのかわかっているのかコザァート！？
表舞台から姿を消し日影の道を歩むということがどれだけ壮絶かを！」
「心配いらない、どうせオレ達は元々世捨て人さ」
「子供たちはどうする！オレ達の業を子孫にまで背負わせる気か」
「そうだ」
「！！」
「オレのファミリーはそんなにヤワじゃない」
まっすぐと彼を見るコザァートさんに歯を食いしばる�祇い気�
Ｇさんの心の声が聞こえた
(ジョットにはつらい選択だな・・・
コザァートはジョットのためを思い表舞台から身を引こうとしている
しかしこれを認めればボンゴレの負の遺産をシモンにかぶせることになる・・・
ジョットはそんなことは絶対に出来ない男だ・・・
だがコザァートの目を見れば、絶対に引かないのは明白・・・)
「・・・わかった
ただし誓いを立てさせてもらうぞ」
「・・・？」
「ボンゴレが存在する限り永遠にシモンを影から支えていく」
「！」
「なるほど・・・」
コザァートさんは笑った
「ならオレも誓おう
この件でシモンファミリーはボンゴレファミリーを恨んだりはしない
ましてや両ファミリーが争うことは未来永劫無い」
「ああ」
その時、あの黒い炎が彼らの前に現れる
「言ってしまったね」
幼い声だった
「なんだ！」
「あの炎は！！」
「マフィアの掟は仕切らせてもらおう、ジョット君にコザァート君」
ハット帽に包帯を体中に巻いた男とその肩には同じ姿をした赤ん坊
その首には透明なおしゃぶり
「奴らは！！」
「復讐者！！
それとも・・・バミューダ・フォン・ヴェッケンシュタインと呼ぶべきか？」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 297人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆっくりノワールクローンNo.1(プロフ) - こっちも更新キター！頑張ってください！ (2018年8月19日 22時) (
レス) id: a2e5a81f28 (このIDを非表示/違反報告)
桃ノ枝 - めちゃくちゃ面白いです！更新が楽しみで仕方ないです！笑。応援しています！頑張って下さい！！ (2018年8月19日 14時) (レス) id: 3bfc4b6bb1 (このIDを非表示/違反報告)
カコ - パソコン使えない間にめっちゃ進んどった・・・頑張れー！ (2018年8月18日 22時) (レス) id: 87181eb08c (このIDを非表示/違反報告)
猫 - めっちゃ面白いです！更新楽しみにしています！！ (2018年8月17日 14時) (レス) id: 753a7bb22b (このIDを非表示/違反報告)
葵 - めちゃくちゃ面白かったです!!!私も受験生なのでお互い頑張っていきましょう(*´∀｀*) (2018年8月16日 16時) (レス) id: 742e9e233f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
