４３８ ページ42
・
中から眼鏡の男性がラーメンをすすりながら出てきた
「スマンけど君の言ってたおばーちゃんは３年前にポックリ逝ったよう」
「え！？」
「ああでも、超ハッピーにポックリ逝きやがったから同情はいらないけどねえ」
ハルさんの言っていたおばあさんはもうとっくにお亡くなりになっている
『そ、そんな！』
「頼みの綱が死んじゃったなんて！！」
「どーしましょー！！」
青ざめて慌てだす私達
それを止めたのは男性だった
「何をボンヤリつったってんの君達
早く入んなさい、追われてるんでしょう？」
『え？』
「なぜそのことを？」
私達の疑問を無視して彼はまたラーメンをすすった
「ほらほら真６弔花はおじさんが何とかするから、ささ早く」
『！！？』
なぜ真６弔花の事を！？
「説明はあとあと、さあ早く入りなさいって
ザクロってのが追ってきます」
『！！なな名前まで！！？』
「なんでー！？」
「なんかこいつ怪しすぎます！」
「た・・・たしかに・・・」
「まあまあいいからここは、川平のおじさんを信じましょうって」
「わっ」
獄寺さんとツナさんを蹴っ飛ばし店内に入れた男性
「いで〜！！」
「てめっ大丈夫スか１０代目！！」
「両手がふさがっているものでスマンね」
「っていうか・・・今川平のおじさんって！！」
「ん！？川平のおじさん？」
「川平のおじさん」という言葉に何かを思い出そうと唸るツナさんと獄寺さん
次の途端ツナさんがイーピンさんを指し思い出したように声をあげた
「ああ！！！」
「？」
「１０年後イーピンのバイト先のラーメン屋のお得意さんー！！？」
『？？』
「やあイーピン、幼い頃の君もとてもチャーミングだね
だが将来はもっとステキな女性になる
よくラーメンをのばしてしまうのがタマにキズだけどねえ」
川平さんはイーピンさんの頭を撫でた
この人と１０年後のイーピンさんが知り合いということはなんとなくわかりましたが
(１０年前のイーピンさんって分かってるのですか！？)
いや、イーピンさん本人に写真とか見せてもらったのかも
でも・・・この人本当に何者なのでしょう・・・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 339人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凍夢(プロフ) - 歌丸師匠大好きだったんですよー！本当に辛い…… (2018年7月18日 21時) (
レス) id: 00e413b96f (このIDを非表示/違反報告)
カコ - おめでとうー！私も歌丸師匠亡くなって辛かった。泣いた。 (2018年7月14日 16時) (レス) id: 87181eb08c (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - ミスティアさん» そうですねー。ちなみにカタリナはイタリアの聖女の名前です (2018年7月14日 11時) (レス) id: 26c430ab18 (このIDを非表示/違反報告)
ミスティア - カタリナさんの、モデルってジャンヌ・ダルクですか？ (2018年7月14日 9時) (レス) id: 4bccd66797 (このIDを非表示/違反報告)
レオぴ&恭弥マジ尊い - 続編おめでとうございます！これからも更新、頑張って下さい！応援しています！ (2018年7月14日 2時) (レス) id: d5d3b1d8cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
