２８３ ページ36
・
敵は槍を引いてもダメだと気付き槍をツナさんに押し込む
しかし槍はツナさんの炎の熱により歪み裂けていく
「なんでだ！！なんでビクともしない〜！！」
あの巨体に力一杯押されてもビクとも動かないツナさん
『後ろにある手の炎のおかげですね・・・』
「だな」
「ああ、あの炎は絶妙だ、さすが１０代目！！」
種類の違う炎を体の支えにしているツナさん
炎の扱いが前より見違えるくらいお上手になっています！
(あの炎に気付くとは、この三人も相当に腕を上げたな
沢田を支えているのは足の力だけではなく
薄く放射され目視さえ難しい後方の手が放射している柔の炎！！)
「ありえないんだな！！デンドロ様がこんなガキにィ〜！！！」
「まだカタギだと思ってやがる」
「めでたいな・・・」
「沢田手を貸そうか？」
笹川さんがツナさんに声をかけた
「下がってろ」
「・・・だろうな、どう見ても必要ない」
彼らの会話に敵は更に憤る
「チッチクショ〜！！！おまえ達ナメやがって〜！！！
こうなればオレの本気の力を見せてやるぞ！！！」
敵は壊れた槍を捨て後方に一度下がる
「そうしてくれ」
「！」
余裕の顔をするツナさんにラル先生が言う
「何をしている沢田！！敵にスキを与えるなと教えたはずだ！！
奴はまだ匣を持っている可能性があるんだぞ！！」
「わかってる」
「！」
「ヒハハッベソをかいてももう遅いな！！」
敵は新たな匣を出し炎を注入する
「出てこい！！！
出てきたのは匣アニマル
「！！雷属性のイノシシ！！」
『な、なんて大きな・・・！』
それに角も大きいです！
「ハハァ〜これがデンドロ様の相棒”雷猪”だ
こいつの２本角こそがデンドロ様のもうひとつの”
聞いて驚くな〜！！こいつの突破力はオレの５倍だ！！止めた者は誰もいないぞ！！！」
「だろうな」
「！」
『！』
巨大イノシシに臆することなく立つツナさん
「待っていたぜ、本当の「一番槍」」
本当の、一番槍・・・？
「ミルフィオーレの誇る”一番槍”とはデンドロ自身でなく匣兵器の力ということか」
「ツナの奴見抜いてたんだな」
『さ、さすがですツナさん！！』
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 473人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルナ(プロフ) - ゆきよちゃん可愛いw100票目頂きました！ (2018年6月29日 1時) (
レス) id: 556565f04c (このIDを非表示/違反報告)
ひな - とっても面白いです!更新楽しみにしています。頑張って下さい！ (2018年6月26日 23時) (レス) id: de22e15221 (このIDを非表示/違反報告)
綺梨凪 - 初めまして！10年後の恭弥さん格好良すぎです。もう少しで過去の雲雀さん登場ですね、いつもの楽しみなんで更新ワクワクしながら待ってます！ (2018年6月16日 19時) (レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
オルタナティブ(プロフ) - 原作寄りで読みやすくて面白いです！更新楽しみにしてます！^^* (2018年6月11日 19時) (レス) id: f6f7e49ab4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 話面白くて更新楽しみです (2018年6月8日 21時) (レス) id: 9636b0f2c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
