２７９ ページ32
・
数時間前
「敵のアジトは並盛の地下ショッピングモールにあると言ったわよね」
ビアンキさんがモニターに映るショッピングモールと敵アジトの図面を指す
「そのショッピングモールに何か所か不自然なダクトを見つけたの
それが雲雀の所に流れこんだ図面のミルフィオーレアジトのダクトの位置と一致
２つの図面を重ね合わせることにより、敵アジトの正確な位置がつかめたわ」
２つの図面が重ね合わさる
確かにピッタリダクトの位置が繋がっています
「それを元に検討した結果
ショッピングモール地下駐車場の発電室にあるダクトから潜るのがベストよ」
「コホンッ
では次に私から装備の説明をします
まず”オートマモンチェーンリングカバー”
長い名前ですが要はリングを使わない時に自動でフタが閉じて
リングの力を封じて敵に探知されなくする道具です」
「これでいちいち戦うたびにチェーンをはずす手間が省けるな」
『これをこんな短時間で作るなんて・・・すごいですジャンニーニさん！』
「いやぁ照れますねぇ〜・・・
個人同士の連絡を取り合う無線機も優れものですよ
よーいドンで一斉に送受信両方の周波数が変化するため盗聴の心配がありません
機器同士の周波数は寸分違わず同調変化しますから音質もクリア！！ホホッ」
「レオンからもプレゼントがあるぞ」
リボーンさんが服を数枚出す
「レオンの体内で生成された死ぬ気の炎に強い糸で織ったシャツだ
人数分つくってすっかりレオンはやつれちまったがな」
確かに、レオンさんはいつもよりほっそりとしています
お礼を伝え小さな頭を撫でるとレオンさんはペロリと私の手を舐めた
「あとは地図をインプットした携帯情報端末を持てば準備万端だぞ」
・
・
・
地下駐車場につく
「こっちよ」
「ビアンキ！」
発電室からビアンキさんが出てきた
「見送りに来たわ、この中のダクトから行ける」
『こんな危険な所まで・・・』
「京子やハルやチビ達のことはまかせなさい、安心して暴れてくるのよ」
ビアンキさんが優しく頭を撫でてくれた
『はい』
「いってきます！」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 473人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルナ(プロフ) - ゆきよちゃん可愛いw100票目頂きました！ (2018年6月29日 1時) (
レス) id: 556565f04c (このIDを非表示/違反報告)
ひな - とっても面白いです!更新楽しみにしています。頑張って下さい！ (2018年6月26日 23時) (レス) id: de22e15221 (このIDを非表示/違反報告)
綺梨凪 - 初めまして！10年後の恭弥さん格好良すぎです。もう少しで過去の雲雀さん登場ですね、いつもの楽しみなんで更新ワクワクしながら待ってます！ (2018年6月16日 19時) (レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
オルタナティブ(プロフ) - 原作寄りで読みやすくて面白いです！更新楽しみにしてます！^^* (2018年6月11日 19時) (レス) id: f6f7e49ab4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 話面白くて更新楽しみです (2018年6月8日 21時) (レス) id: 9636b0f2c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
